2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50958
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
コミュニティの比較社会学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
赤枝 尚樹
曜限
Day/Period
木3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

近年では、日本において無縁社会化が進み、私たちは人間関係やコミュニティを失ってしまったのではないかといわれている。そして、東日本大震災以後、「絆」がキーワードになるなど、コミュニティのあり方が問われている時代といえるだろう。では、本当に私たちは人間関係やコミュニティを失ってしまったのだろうか。そして、今後、私たちはどのようなコミュニティを築いていくべきなのだろうか。そこで本講義では、社会学におけるこれまでの議論と社会調査データを駆使しながら、コミュニティの時系列比較や国際比較をおこなっていく。そして、家族、地域、職場のつながりを含めた日本のコミュニティの現状を把握しながら、それをどのようにとらえるべきかを議論し、今後のコミュニティのあり方について考える。

到達目標 / Course Objectives

コミュニティの現状を正しく把握するとともに、これからの社会・コミュニティについて考えるためのリテラシーを習得する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回    イントロダクション:無縁社会と現代コミュニティ
第2回    日本におけるコミュニティの変化(1):家族
第3回    日本におけるコミュニティの変化(2):地域
第4回    日本におけるコミュニティの変化(3):職場
第5回    日本におけるコミュニティの変化(4):その他のつながり
第6回    コミュニティの変化をどのようにとらえるか(1)
第7回    コミュニティの変化をどのようにとらえるか(2)
第8回    何がコミュニティを壊すのか(1)
第9回    何がコミュニティを壊すのか(2)
第10回    何がコミュニティを壊すのか(3)
第11回    コミュニティがもたらすもの(1)
第12回    コミュニティがもたらすもの(2)
第13回    コミュニティがもたらすもの(3)
第14回    今後のコミュニティのあり方について考える
第15回    講義のまとめ 

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義内容に関わる書籍・ニュースなどから自分の意見や質問を考え、コメントシートに記入する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
到達度の確認(100%)で評価する。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

現状をより正しく把握する能力と、自分の意見をもつ発想力を評価する。

教科書
Textbooks


とくに指定しない。

参考書
References


授業中に適宜指示する。 

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

質問は授業の前後や関大LMSのメッセージ機能で受け付ける。

備考
Other Comments

本講義では受講生のアウトプット能力の向上を重視するため、授業中に様々な作業をしてもらう予定である。