- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50871
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 広告クリエイティブ論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 山本 高史
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
広告クリエーティブは送り手(広告制作者)によって、「時代/社会/人間」を背景に紡ぎ出されるものである。逆流して考えれば、広告物を精査すれば、それが生みだされた背景にある「時代/社会/人間」が明らかになる。
本講座では広告の送り手の側、受け手の側双方の立場から、過去の広告クリエーティブの著名作を分析、想像し論じる。 概念論に留まらない広告クリエーティブ像を描き出す。 広告の真の価値、考える楽しみを知ってほしい。
同時に、過去作を見ることは、社会通念の変化、ターゲットによる価値観の幅を知ることとなり、社会や人間の多様性を否応なく知ることとなる。その驚きも体験してほしい。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
広告クリエーティブと、「時代/社会/人間」との関わりを、認識、理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
上記の作業を通して、自らの、「時代/社会/人間」への眼差しを養う。
③主体的な態度の観点
広告を「見ること=考えること」という態度を身につける。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回「ガイダンス」講座の全体像と、そのフロー。
第2回以降においては、実例をあげながら「広告クリエーティブ」を受け手、送り手双方の立場から分析・想像する講義を行なう。
テーマとして扱う広告(コピー)案
(1講義1テーマ、社名は当時のもの)
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。」丸大ハム
「サラリーマンという仕事はありません。」セゾングループ
「おじいちゃんにも、セックスを。」宝島社
「美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。」資生堂
「無くしてわかる有難さ。親と健康とセロテープ。」ニチバン
「『人間は、全員疲れているのだ』と仮定する。」TOTO
「こんにちは土曜日くん。」伊勢丹
「四十歳は二度目のハタチ。」伊勢丹
「あなたが気づけばマナーは変わる。」JT
「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」コカコーラ
「カエルコール」NTT
(これまでの実績より)
上記の広告事例を分析・想像することにより、広告の受け手の側から、そのバックヤードにある「時代/社会/人間」を探る。また送り手の側から、どのような思考が広告表現をつくりだすのかを学ぶ。
以上計15回授業時間外学習 / Expected work outside of class
広告に接する時のすべてが学習です。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験100%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
③主体的な態度の観点
すべて「到達目標」に沿う。
- 教科書
Textbooks 山本高史 広告をなめたらアカンよ。 宣伝会議
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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