- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50485
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 専門演習2
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- D 1
- 担任者名
Instructor - 赤枝 尚樹
- 曜限
Day/Period - 火4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
私たちを取り巻くコミュニティや暮らし、価値観は、どんな国や地域に住んでいるかによって大きく異なります。例えば、東日本大震災の際には日本人の秩序ある行動に注目が集まりました。それに比べ、チリ地震や、アメリカ南部でハリケーン・カトリーナの被害が出た際などは、多くの略奪行為が見られたとされています。こうした違いは、なぜ生じるのでしょうか。
また、日本をはじめとした東アジアは「家族主義」が強く、子どもは結婚した夫婦によって育てられるべきだという規範がみられるのに対し、フランスでは過去の大統領も事実婚であるなど婚外子のほうがむしろ多い傾向にあり、日本とは結婚や家族の意味が大きく違うことが指摘されています。そしてそうした違いは、同じ国の中でも都会/田舎のどちらに住んでいるかによっても生じていきます。
このゼミでは、そうした国・地域ごとのコミュニティや暮らし、価値観の差異について、国際比較分析・地域比較分析の観点から議論していきます。そして、私たちが考えている以上に様々なコミュニティや暮らし、価値観、制度があることを知ったうえで、日本や住んでいる地域の制度を再考することを目的とします。
ゼミでは、まずはコミュニティの比較分析に役立つ文献の輪読や、社会調査をはじめとした比較分析の方法について学んでいき、3年次後期からは各自の関心のあるテーマについて発表し、卒業研究へつなげていきます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
コミュニティの比較研究の方法を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
自分の考えをかたちにして報告する力を身につける。
③主体的な態度の観点
問いを自分で発見する力を身につける。授業手法 / Teaching Methods
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 秋学期のオリエンテーション
第2回 研究報告(1)
第3回 研究報告(2)
第4回 研究報告(3)
第5回 研究報告(4)
第6回 後期文献輪読(1)
第7回 後期文献輪読(2)
第8回 後期文献輪読(3)
第9回 後期文献輪読(4)
第10回 後期文献輪読(5)
第11回 卒論構想の報告(1)
第12回 卒論構想の報告(2)
第13回 卒論構想の報告(3)
第14回 卒論構想の報告(4)
第15回 まとめと今後のスケジュールの確認授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業時間外にサブゼミも開催し、社会調査やデータ分析の方法についても習得していく。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
報告とレジュメの内容、出席、議論への参加度で総合的に評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
国際比較等の方法をしっかりと身につけているかどうかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
発言や発表によって評価する。
③主体的な態度の観点
積極的に発言しているか否かを評価する。
- 教科書
Textbooks
授業時に適宜指示する。
-
参考書
References
授業時に適宜指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 問い合わせはメールもしくはLMSのメッセージ機能で受け付ける。
- 備考
Other Comments 特に初回は、文献や報告の順番の決定などを行うため、必ず出席すること。