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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50854
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
上級心理学実験実習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
2
担任者名
Instructor
福島 宏器/松田 剛/光廣 可奈子
曜限
Day/Period
金4/金5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 心理学の多くの分野では,調査・観察・実験などの研究法を用いて人間の心と行動のあり方を明らかにした上で,その結果を論理的に整理することが求められる.「上級心理学実験実習」では、初級実習・中級実習で学んだことを踏まえて、さらに専門的で大規模な実験や調査を実習する.

 上級実習の特徴として,与えられた研究課題ではなく、グループ毎に異なる実習テーマを学生主導で設定・計画し、発展させていくという点が挙げられる.実習内容は,質問紙実験を含む調査研究を中心とする内容と,実験研究を中心とする内容からなる.具体的には,下記のようないくつかの研究領域(下記参照)が提示され、受講者は各自の興味・関心にしたがって領域を選択し、同じ領域を選択した者同士で少人数のグループを構成し,グループ研究を行う.

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(社会学部(心理学))
1.知識・技能
 教養教育を基礎に専門教育を修めることを通して、理論と実際を学び、専門性と総合力をバランスよく身につけ、その学びのなかで得た「考える力」と現実の社会のなかで「生きていく力」を発揮できる。
  【専門性・総合力】専門性と総合力をバランスよく身につけることができる。
  【技能】「考える力」と現実の社会のなかで「生きていく力」を発揮できる。
 各専攻の学問領域における概念や理論を用いて社会の課題を解決するために求められる知識や技能を活用できる。
  【知識・技能の活用】社会の課題を解決するために求められる知識や技能を活用できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
 グローバル社会における多様な価値観やものの見方に柔軟に対応する中で、他者の意見を傾聴し、自らの考えを発信することができる。
  【発信力】自らの考えを発信することができる。
 社会的現実への的確な観察と理論的知識にもとづき、考動力を基盤として問題を解決し、新たな価値を創出することができる。
  【問題解決力】考動力を基盤として問題を解決することができる。
  【創造力】新たな価値を創出することができる。
3.主体的な態度
 周囲の人間や社会情勢の意義・評価に関する鋭い感受性を持っている。
  【感受性】周囲の人間や社会情勢の意義・評価に関する鋭い感受性を育む。
 社会的伝統の尊重から一歩先に進む創造力、伝統への深い理解と洞察にもとづきながら果敢に新しい社会領域に主体的に挑むことができる。
  【主体性・積極性】果敢に新しい社会領域に主体的に挑むことができる。
 個人をこえ、集団や、より大きな社会、世界を視野にふくめてものごとを考えることができる。
  【世界的視野】個人をこえ、集団や、より大きな社会、世界を視野にふくめてものごとを考えることができる。

到達目標 / Course Objectives

 心理学研究の計画・実施・分析・報告という一連の過程について実践的な体験をすることにより,独力で研究を行えるだけの研究基礎力を身につけることを目標とする.加えて、社会に出てからも役に立つ論理的思考やプレゼンテーション技術なども養成することを目標とする.

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

<実験系クラス  授業計画>
 生理心理学実験を中心とした実験実習を行う.例として,心電図計測によって心拍数の変動や心拍知覚能力の個人差を測定する手法を学び,これを感情や認知に関する実験課題と組み合わせたテーマを設定する.その他,眼球運動計測装置や,場合によっては筋電図計や唾液アミラーゼの測定も併用し,行動実験とともに,多角的な検討を体験する.

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第1週と第15週は調査系クラスと実験系クラスとで合同で行う予定である.

第1週 オリエンテーション(実習の概要と進め方,研究領域の紹介,グループ分けなど)
第2週 基礎実験(1)  心電図計測の基礎と心拍感覚の個人差の測定
第3週 基礎実験(2)  心拍変動,心拍反応の測定
第4週 基礎実験(3)  視線・瞬目・唾液アミラーゼ等の測定
第5週 研究テーマの選定
第6週 実験計画
第7週 実験準備
第8週  予備実験
第9~10週 実験の実施
第11週 データ入力と分析(分散分析・相関分析など)
第12週 データ分析と考察
第13週  発表準備
第14週  研究発表およびレポート作成の準備
第15週  調査系との合同発表会

授業時間外学習 / Expected work outside of class

 初級・中級心理学実験実習で学んだことの応用的な内容となるゆえ,分析に自信のない人は,統計の基礎や分析手法について復習しておくことが望ましい.
 また,実習という性格上,授業時間外の作業が必要になることもあるが,その際はグループの一員として責任を持って取り組んで頂きたい.

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への関与や積極性などの平常点(60%)と実習課題の個別レポート(40%)を成績評価の対象とする.

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

授業に対する積極性と協調性の他,課題に対する理解度,貢献度,分析力,表現力を総合的に評価する.

教科書
Textbooks


使用しない.必要に応じて資料等を配付する.

参考書
References


本実習を履修するためには,  「初級心理学実験実習」および「中級心理学実験実習」を修得済であることが条件となる.

フィードバックの方法
Feedback Method

発表について口頭でコメントをします。最終レポートには採点結果とコメントを付して返却します。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

LMSのメッセージ機能で連絡可能です。
その他,実習内で教員のメールアドレスを提示する予定です。

備考
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