2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50786
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
意思決定の心理学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
林 直保子
曜限
Day/Period
木5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

人間は意識的にせよ無意識的にせよ意思決定を行いながら日常生活を送っています。本講義の目的は、私たちが日々の生活において自分を取り巻く周囲をどのように認識・評価して選択を行い、選択行動をとっているのか、その心理メカニズムを多面的に検討することにあります。授業期間中、一貫して実習的作業を行う。履修希望者は必ず、本シラバス「備考」を参照のこと。 

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
社会関係における意思決定の相互依存性の意味と利益の葛藤状態におけるコーディネーションと信頼の役割を理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業中に行うワークを通じて社会的存在としての人間の意思決定の特徴を理解し、ワークの「ふりかえり」で体験から得たことを表現できること。
③主体的な態度の観点
授業中に行うワークに積極的に参加し、人間の意思決定の特徴を体験的に理解すること。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 イントロダクション・意思決定のバイアス
第2、3回 意思決定における相互依存性を理解する
第4回 社会的価値志向性を測る
第5回 協力と信頼
第6、7回 相互依存性とコーディネーション
第8、9回 個人と集団の利益の葛藤と意思決定
第10~12回 意思決定心理学に関するグループワーク
第13回 グループプレゼンテ―ション(第10回から第12回の成果報告と優秀プレゼンテーションの選出)
第14回 第13回で選出された優秀チームのプレゼンテーションに基づく実践
第15回 まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業資料、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常成績の内訳は、授業参加(授業時の小テスト・ミニレポート:80%)、最終レポート課題(20%)である。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・授業時のワークについての小テスト・ミニレポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・授業時のワークに基づく最終レポート
③主体的な態度の観点
授業時のワークへの積極的関与(ふりかえりのミニッツペーパーの内容)

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

LMSのメッセージ

備考
Other Comments

 頻繁にグループワークを行います。グループワークに参加し、LMSでふりかえり・理解確認課題を提出することが、単位取得の要件となります。グループワークを行わない日は、講義内容についての確認問題等の提出をもって授業参加点(「出席点」ではありません)とします。
 毎回のLMS課題の提出は、授業終了時刻までとし、遅延は認めません。(回答時間は確保します。万が一、授業終了時に記入中の場合は、「途中」と書いて必ず時間内に送信してください。)また、最終レポートの提出は、15回目の授業終了時刻とし、遅延は認めません。毎回のLMS課題の提出は「出席点」ではないことをよく理解してください。課題はあくまで、授業内容を理解したかどうかの確認となります。
 授業の後半では、複数週に渡って同じグループでワークを行います。履修者には責任ある行動を求めます。
 なお、本科目は、対面でのグループワークを予定しているため、状況により、各回の授業内容が前後する可能性があります。 
 本科目の履修に関して、ここでは書ききれないことは初回授業時に説明します。初回授業を欠席した場合、LMSの「初回授業を欠席し、この講義を履修する場合は、必ず確認してください」という資料を掲示するので、必ず確認の上履修してください。