2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50963
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
システムデザインリテラシー3
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
崔 宇
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

現代社会は、情報化と知能化が進展し、個人および社会全体での知識管理の重要性が急速に高まっている。この変化に対応するため、私たちは「Second  Brain」としての個人知識管理(Personal  Knowledge  Management:PKM)システムの設計と実践に焦点を当てる必要がある。本講義では、NotionやObsidianなどの「Digital  Knowledge  Management」ツールを用いて、知識の整理、アクセス、活用方法を学習する。これらのツールを通じて、情報オーバーロードの時代においても、効率的かつ効果的に知識を管理し、生産性を高める方法をマスターしていく。
一方、急速に進化するデジタル技術の影響と可能性を深く理解することが求められている。例えば、Google  docsやGoogle  slidesといったツールは、プレゼンテーション資料の作成、ビジュアルコンテンツの整理、複合的な情報の視覚化など、幅広い用途で活用されている。また、膨大なデータを収集・分析する環境が整備される中で、Google  sheetsのようなツールを活用することで、リアルタイムでのデータ分析や可視化が容易になり、迅速かつ的確な意思決定が可能となる。さらに、GeminiやCopilotなどの生成AI技術を取り入れることで、学習や業務の効率化や新たな付加価値の創出が期待される。
本講義を通じて受講者は、デジタル時代における知識管理と創造的問題解決のための重要なスキルを身につけ、理論と実践を統合したアプローチによって変化する社会や職場に対応するための万全な準備を整えることを目指す。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
PKMツールの使用法習得、デジタルコンテンツ生成技術修得、知識整理・活用技能の向上。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
データ分析強化、論理的思考、問題解決力養成、効果的情報伝達技術の習得。
③主体的な態度の観点
自律的学習姿勢、新しい技術やアイデアへの探求心、積極的参加と創造的思考の養い。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 オリエンテーション
第2回 Google  docsの利用
第3回 Copilot  Wordの活用
第4回 Google  sheetsの利用
第5回 Copilot  Excelの活用
第6回 Google  slidesの利用
第7回 Copilot  Powerpointの活用
第8回 Notionの基礎編
第9回 Notionの発展編
第10回 Notionの上級編
第11回 Obsidianの基礎編
第12回 Obsidianの発展編
第13回 Obsidianの上級編
第14回 GeminiとPrompt  Engineering
第15回 総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

レジュメと資料を事前に確認し、予習を心がけてください。
また、各授業終了後には課題が出されるため、課題をすべて完成させ、期限内に提出すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常点(80%)、授業参加度(20%)
詳細について、授業時、説明します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
デジタルツールの使用法やPKMシステム設計・実装技術の理解度評価。プロジェクトの実行結果や情報整理・活用能力の実証に対する評価
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
情報分析、意思決定、表現能力の質に基づく評価。複雑な情報の明瞭な伝達能力に対する評価。
③主体的な態度の観点
授業・プロジェクトへの積極的参加、自主的学習態度の評価。問題解決や新アイデアの実践能力の評価。

教科書
Textbooks

適宜資料を配布する。   

参考書
References

ティアゴ・フォーテ  (著),  春川  由香  (翻訳)     SECOND BRAIN(セカンドブレイン) 時間に追われない「知的生産術」      東洋経済新報社  978-4492558218

フィードバックの方法
Feedback Method

授業時の質問などについて、随時返答し、必要に応じて補足資料の配布などでフィードバックを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
基本的に、大学LMSのメッセージ機能を使って問い合わせること。
その他

備考
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