2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50830
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
心理学特殊講義2
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
山田 剛史
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では,現代を生きる青年の心理(青年心理学)を取り上げます。大きくは,青年期とはどのような時期なのか(青年論・大学生論),青年はどのように成長・発達するのか(発達・自己論),青年は他者とどのように関わっているのか(対人関係),学校内外での学びを通じて,どのように社会へと移行していくのか(学校教育・キャリア)の4つのテーマを設定し,講義とディスカッションを通じて学んでいきます。本講義を通じて,知識としての青年心理学を理解するとともに,同じ青年期を生きるみなさん自身の経験や考え方,生き方や価値観を振り返り,大人へと成長する機会になることを目指します。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
青年心理学に関する理論や知識を,自身の経験や考え方と関連づけながら学んでいくことによって,「考える力」や現実社会の中で「生きていく力」を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業で扱うテーマについて,自身の生き方や価値観を振り返り,他者との議論や様々なアウトプットを行うことによって,他者の意見を傾聴し,自らの考えを伝える力を身につける。
③主体的な態度の観点
授業への主体的な関与を通じて,他者や社会に開かれた自己の視点を持つことが出来る。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 イントロダクション
第2回 生涯発達の中の青年期
第3回 青年心理に関するミニ探究活動
第4回 自己意識の形成
第5回 自己・アイデンティティの発達
第6回 青年期の親子関係
第7回 青年期の友人関係
第8回 中間討論 しゃべり場
第9回 学校の中の青年(1)
第10回 学校の中の青年(2)
第11回 青年期の社会不適応
第12回 青年のキャリア発達
第13回 ウェルビーイング〜よりよく生きるために〜
第14回 総括討論 しゃべり場2
第15回 全体のまとめと振り返り

授業時間外学習 / Expected work outside of class

毎授業後に振り返り(Web)を行います。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各回の振り返り(65%),最終レポート(25%),授業への参加態度(10%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
各回の振り返りと最終レポートに対するルーブリックによって評価(20%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
各回の振り返りと最終レポートに対するルーブリックによって評価(60%)
③主体的な態度の観点
各回の振り返りと最終レポートに対するルーブリックによって評価(20%)

教科書
Textbooks

参考書
References

白井利明編  よくわかる青年心理学〔第2版〕  ミネルヴァ書房  978-4623072491
高坂康雅・池田幸恭・三好昭子編著  レクチャー青年心理学:学んでほしい・教えてほしい青年心理学の15のテーマ  風間書房  978-4759921830
日本青年心理学会企画  君の悩みに答えよう:青年心理学者と考える10代・20代のための生きるヒント  福村出版  978-4571230578

フィードバックの方法
Feedback Method

毎授業後の振り返りは,興味深い感想や質問を中心に,翌週にフィードバックします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業前後およびメールにて,いつでも問い合わせて下さい。連絡先等の情報はHP(http://yamatuyo.com)に掲載しています。

備考
Other Comments

毎回の授業では,演習やディスカッションを行うなど,学生のみなさんの主体的な参加が求められます。心理学の知識がなくても受講可能ですが,学ぶ意欲の乏しい単位目的が中心の学生は受講を控えて下さい。