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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50811
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
心理学データ解析演習1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
2
担任者名
Instructor
秋山 隆
曜限
Day/Period
金2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本演習では,心理データ解析の基礎編として,統計解析環境Rを利用し,研究課題遂行に必要な統計解析法および多変量解析法を学ぶ。平行して,コンピュータを利用したデータ解析の実習を行う。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・心理学的データの基礎的な統計量と統計分析について理解する。
・心理学データ解析の手法として多変量解析について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・分析結果を先行研究や研究目的に照らして,考察としてまとめることができる。
・研究結果を学術論文の形式に従ってレポートにまとめることができる。
・研究結果を学術論文の形式に従ってレポートにまとめることができる。
・研究結果を発表し,質問に応答することができる。
③主体的な態度の観点
・自分でテーマを選び,研究計画を立てることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・授業中の分析演習

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

心理学分野で利用される統計解析法を選び,統計解析環境Rを利用して演習を行う。次のテーマを取り上げるが,その順序や扱いの比重は,履修生の必要度などにより変更することもある。

1.      Rの導入(そのほか表計算ソフトの利用を含む)
2. R上でのデータ形式と扱い方
3. Rへのファイルの入力とRからのファイル出力
4. Rによる反復操作の実施
5. Rを用いたデータの基礎分析(基本統計量の算出)
6.      各種統計的仮説検定法(t検定,カイ2乗検定など)
7.      要因計画法(2要因の分散分析)
8.      重回帰分析法
9.      パス解析法
10.  判別分析法
11.  因子分析法
12.  構造方程式モデリング(1)
13.  構造方程式モデリング(2)
14.  クラスター分析
15.  コレスポンデンス分析法

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・配布資料やノートを読み返し,演習内容の理解に努めるよう復習すること。
・授業中に十分に理解できなかった心理学的な専門知識や統計的分析手法に関して,次の授業までに理解できるように復習しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
①知識・技能の観点
・レポート、課題による学習成果(データ解析手法への理解)を確認(50%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・最終的なレポートとその内容のプレゼンテーション(40%)
③主体的な態度の観点
・最終振り返りの提出と内容(10%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

データ解析に関するレポートの提出を求める場合がある。その内容を①分析手順,②分析結果の提示方法,③結果についての解釈,に関して評価する。

教科書
Textbooks


特に指定しない。プリント資料を配布する。

参考書
References

村井潤一郎  はじめてのR  北大路書房  
緒賀郷志  Rによる心理・調査データ解析  東京図書  978-4-489-02067-4

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内で言及する

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージ機能を利用

備考
Other Comments

本演習では,2コマ連続で,心理学データ解析演習1と心理学データ解析演習2の二つの内容を同日に進行します。履修登録に際しては,心理学データ解析演習1と心理学データ解析演習2を同時に履修してください。