- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50800
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 消費心理学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 綿貫 真也
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
消費者行動論は一見、学術的な印象が強く,理論的な学問です.しかし、消費者行動理論は,マーケティングビジネスの現場では、KPI(Key Performance Index:主要業績評価指標)マネジメントの設計に重要な柱となっています。特に、ブランド戦略、広告戦略の立案と効果測定には消費者行動論の考え方は必須となります。本講座では、消費者行動論の理論的背景は重要視しつつも、実際の課題解決における活用のされ方を学びます。また、古典的な消費者行動の理論に加えて、近年盛んな最先端のトピックである消費者神経科学・神経経済学・ニューロマーケティングや機械学習・人工知能との関連についても触れていきます。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
:理論を知りつつ、身近な話題に応用できる.
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
:マーケティング戦略上のKPIマネジメント設計ができるようになる。
③主体的な態度の観点
:自らの学習を振り返り,適切な改善点を挙げることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1.消費者行動論について~学際的な分野としての消費者行動~
2.マーケティング戦略のプランニングについて:戦略には目的がある
3.消費者の心をマクロで捉える(1):経済システムと消費者の心<オンデマンド講義>
4.消費者の心をマクロで捉える(2):社会システムと消費者の心<オンデマンド講義>
5.消費者の心をミクロで捉える(1):消費者の心をモデルで捉える~心理学との接点~
6.消費者の心をミクロで捉える(2):消費者行動モデルのショーケース①<オンデマンド講義>
7.消費者の心をミクロで捉える(3):消費者行動モデルのショーケース②
8.消費者の心を操作する(1):嫌いなものを好きにする~第一印象を変える
9.消費者の心を操作する(2):好きなものをさらに好きする~欲求の継続とロイヤリティ<オンデマンド講義>
10.消費者の心を操作する(3):こだわりを科学する~関与とイノベーションの普及<オンデマンド講義>
11.消費者の心を操作する(4):本音と建て前~やはり本能は大切だ
12.応用(1):ブランド論~最終的には絆が大切
13.応用(2):消費者行動論の考え方を消費者以外にも適用してみる<オンデマンド講義>
14.応用(3):ビジネスモデルと消費者行動論<オンデマンド講義>
15.まとめと最終課題の提示授業時間外学習 / Expected work outside of class
(予習:1時間)テーマに関して,マーケティング環境における自身の消費行動をシミュレーションすること
(復習:3時間)資料の見直し,課題についての考察
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業中の課題:70%/最終課題:30%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
:授業中の課題を含む最終課題
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
:授業中の課題を含む最終課題
③主体的な態度の観点
:授業中の課題を含む最終課題
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業中の課題は,次回授業において前回課題の回答の解説を行う.
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業前後において常識的な時間であれば対応する.
- 備考
Other Comments 担当教員は20年以上のマーケティング実務経験がある。消費者行動論は理論的な色彩が強いですが、実際のビジネスにおいて、理論がどのように活用されているのかを実務例を通じた講義で、理論へのリアリティを感じもらいます。