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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50801
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
職業指導の技術1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
森本 康太郎
曜限
Day/Period
金5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

職業指導の技術として、進路指導やキャリアカウンセリングで活用可能な見立て(アセスメント)の方法とその理論に焦点を当てる。
見立ての観点として、生涯発達、職業興味、価値観、性格特性などを取り上げ、それらのワーク、尺度、検査などを体験しながら学習する。
最後に各観点の結果を総合して、自己のキャリア形成について考察を行う。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・進路指導やキャリアカウンセリングの理論を理解することができる。
・進路指導やキャリアカウンセリングで活用可能な見立てについて理解できる。
・修得した知識・技能を実践で活用する観点を獲得できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自分で理解したことや結果を口頭や文章でわかりやすく人に説明できる。
・周囲と円滑なコミュニケーションをとりつつ、演習に参加できる。
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 キャリアカウンセリング介入の要点と本授業の全体像
第2回 生涯発達の観点による見立て 
第3回 職業興味検査の体験と理解①
第4回 職業興味検査の体験と理解②
第5回 職業適性検査の体験
第6回 職業適性検査の理解
第7回 強みについての理解
第8回 コミュニケーションスタイルの理解
第9回 時間的展望
第10回 ライフキャリアとライフロール
第11回 性格検査の体験と結果の活用
第12回 就職に向けたレディネス
第13回 キャリアのレジリエンス
第14回 キャリアのストーリー
第15回 自己のキャリア形成の考察

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業資料を読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習をすること。
・その他必要に応じて授業時に指示する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・評価の割合は、平常試験(ワークシート、ミニッツペーパー等):60%、レポート:40%とする。
・授業を4/5以上出席した者を評価の対象とする。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・まとめのレポートを作成し、知識・技能に対する到達度を評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・毎回の授業時にワークシートやミニッツペーパーに学習内容の振り返りを記述し、記述内容の論理性を評価する。
③主体的な態度の観点
・授業中の演習や討議等に対する態度をワークシートやミニッツペーパーの記述により評価する。

教科書
Textbooks


特に用いない。授業で使用する資料やワークシート等は、その都度配布する。

参考書
References

渡辺三枝子  『新版  キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ』  (ナカニシヤ出版)  978-4779501753
杉山崇ほか  『キャリア心理学ライフデザイン・ワークブック』  (ナカニシヤ出版)  978-4779513190

その他、必要に応じて授業時に紹介する。

フィードバックの方法
Feedback Method

ミニッツペーパー記述内容に対し、授業内でフィードバックを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

morimoto※fpu.ac.jp ※は@に変えてください

備考
Other Comments

・本授業は演習やペアワーク、グループワークを多く行います。そのため、積極的な取り組み姿勢が強く求められます。
・出席の扱いに基準を設けます。出席扱いとなる遅刻は授業開始20分まで、早退は授業開始70分以降の場合、認めます。その他は欠席扱いになりますが、授業を受けることは妨げません。