授業科目詳細

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科目名 Course title サブテーマ Subtitle

技術史２

授業形態/単位 Term/Credits クラス Class

秋/2

授業概要 Course Description 到達目標 Course Objectives

授業種別 / Teaching Types: 講義（対面型）
言語 / Language: 日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description: 本講義では、情報技術の歴史を題材に、社会・人間・文化の技術の相互関係という技術史の基本的な問題意識について学ぶ。本講義では20世紀半ばから1980年代までのコンピュータの歴史を概観する。コンピュータが機械の性能・サイズ・価格といった技術的側面、用途・ユーザー・文化といった社会的側面の影響を、どのように受けながら形作られたのかを学びつつ、現代の情報化社会やIT産業をより深く理解する素地も養う。
到達目標 / Course Objectives: 技術史研究の様々な側面（理論史、社会史、文化史、経営史etc.）について知る。
情報技術の歴史について大まかな流れを把握する。
情報技術の発展と社会状況との関わりについて理解する。
授業手法 / Teaching Methods: ・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画 Course Content

授業計画 / Course Content: 第1週：ガイダンス：技術史の位置づけ
第2・3週：機械化と労働：1940年代までの「情報処理」
第4週：第二次世界大戦中の展開：軍事予算と科学技術の発展
第5-7週：要素技術の発展：演算素子・記憶素子の開発
第8-9週：技術史と経営史：IBMとメインフレームコンピュータ
第10週：技術史と経営史：ミニコンピュータの登場
第11・12週：研究助成と技術史：パーソナルなコンピュータ
第13週：研究助成と技術史：コンピュータとネットワーク技術
第14週：ユーザーの技術史：コンピュータとホビイスト文化
第15週：まとめ
授業時間外学習 / Expected work outside of class: 授業中に紹介する参考文献や参考動画を見て学習する

成績評価の方法・基準・評価 Grading Policies / Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies: 定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
授業内で課す提出物（50%）。定期試験（50%）。提出物については授業内で説明する。
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy: 提出物と定期試験の評価は、授業で扱った主題をどれくらい理解できているかで行う。

参考書 References: Campbell-Kelly, Aspray, Ensmenger, Yost　　コンピューティング史　　共立出版　　978-4320124691
イグノトフスキー　　イラストで学ぶ　世界を変えたコンピュータの歴史　　創元社　　978-4422414492

備考 Other Comments: 初回の授業で、詳細な授業計画、教員への連絡・質問方法などについて説明するので、かならず出席すること。

なお、受講生への連絡は、毎週の授業内で適宜行うほか、緊急の場合にはインフォメーションシステム「講義連絡」で行う場合がある。