2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/社
時間割コード
Course Code
50921
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
産業社会学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
瀬戸 健太郎
曜限
Day/Period
金3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

<春>
講義(対面型)

言語 / Language

<春>
日本語(Japanese)


授業概要 / Course Description

<春>
本講義では、日本的雇用システムを中心にして、「働く」という現象がいかなる機能と前提条件のもとに成立しているかを他の学問領域の知見も活用しながら、社会学的な観点から講義を行う。具体的には、(1)日本企業における人事管理のあり方を学ぶことで、「働く」に関する制度や慣習がどういう枠組みで説明できるか、(2)産業構造の変化など社会変動によって「働く」ことがどのように変化してきたのかという2つを中心に、雇用労働に関する様々なトピックを議論する。

到達目標 / Course Objectives

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①知識・技能の観点
「日本的雇用」の特徴について正確に理解し、説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
経済学や経営学、心理学と社会学で「働く」ことの分析する枠組みがどう違うかを説明できるようになる。
③主体的な態度の観点
「働く」ことを労使双方の観点など、様々な角度から分析できるようになる。

授業手法 / Teaching Methods

・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

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第1回  イントロダクション
第2回  採用管理(1)--新卒採用
第3回  採用管理(2)--経験者採用
第4回  配置転換と技能形成
第5回  賃金管理(1)--賃金形態論
第6回  賃金管理(2)--賃金理論
第7回  昇進管理
第8回  退職管理
第9回  産業構造の変動(1)--フォーディズムからポストフォーディズムへ
第10回  産業構造の変動(2)--技術革新とサービス産業化
第11回  雇用管理の変化(1)--柔軟な企業モデルと非正規雇用
第12回  雇用管理の変化(2)--男女間賃金格差・昇進格差
第13回  雇用管理の変化(3)--職場におけるジェンダー秩序
第14回  集団的労使関係(1)--労働組合の機能
第15回  集団的労使関係(2)--国際比較から見る日本の労働組合

授業時間外学習 / Expected work outside of class

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複数回の小レポートが出題されるので、小レポートにあわせて予習復習を行うこと。また、リーディングアサインメントが出題することもあるため、少なくとも予習は十分に行っておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

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定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小レポート及びリーディングアサインメント:40%
期末レポート:60%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

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①知識・技能の観点
基礎的な概念や用語の定義・内容の定着(20%)

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
課題に関する自分の論理の表現(60%)

③主体的な態度の観点
毎回の授業後に課す振り返り(20%)

教科書
Textbooks

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佐藤博樹・藤村博之・八代充史  新しい人事労務管理  有斐閣    978-4-641-22227-4
上林千恵子編  よくわかる産業社会学  ミネルヴァ書房  978-4-623-06292-8
駒川智子・金井郁  キャリアに活かす雇用関係論  世界思想社  978-4-790-71788-1

備 考 / Note=====================================
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教科書の購入は必須としないが、社会システムデザイン専攻の学生は、他の雇用・労働に関する科目を履修する際は有益な図書のため、いずれかを購入することを強く推奨する。

参考書
References

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備 考 / Note=====================================
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フィードバックの方法
Feedback Method

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教員による資料等を用いた説明と課題フィードバックによる。希望者には個別フィードバックを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

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授業時に相談またはメール・LMSにて連絡をすること。

備考
Other Comments

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