- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40628
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ファイナンス特殊講義(資本市場の役割と証券投資)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 朝野 英明/柴田 成幸/土田 亨/平沢 弘樹/英 邦広
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
野村グループ社員によるリレー講義です。我が国の資本市場の全容と投資のリスク・リターンの考え方、株式投資・債券投資・ポートフォリオ運用・外国為替相場など証券投資における重要なテーマを実務の観点から解説します。「生きた経済」を学び、自身のライフプランについても考えて頂きます。また、年金全般への理解を深め、企業型の確定拠出年金(DC)導入先に就職した際等に求められる主体的な資産管理への対応も想定した体験型プログラムです。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・経済の成り立ち、企業・家計・国・海外といった経済主体の関わりについて理解し、その背景としての金融市場について、その構成や役割を知り、現在の経済の動向を理解する。
・その上で、債券市場、株式市場、為替市場の果たす役割、歴史、投資対象としての考え方を学ぶ。
・ライフプランの考え方を学び、その一環として年金全般への理解を深め、最終的には総まとめとして、確定拠出年金のポートフォリオの作成を体験する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・代表的な経済指標や歴史を学ぶことで、経済指標等の情報を如何にとらえて、今後社会人としての仕事や生活、家計管理や運用へどう生かすかといった思考力を身に着ける。
・分散投資の重要性を知り、税制上の優遇制度を活用しながら、時間を味方につけた運用方法が実践できる金融リテラシーを身に着ける。
③主体的な態度の観点
・単に学ぶだけではなく、数年後に訪れる社会人生活において、自ら家計を管理し、一例として確定拠出年金のポートフォリオを作成することができる。
・人生100年時代を迎える中、将来に向けたライフプランをイメージし、今後必要とされる資金について把握し、家族、友人間で「資産形成」や「資産所得」について語り合うことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・複数の講師が登壇します。講師により映像を用いた講義を行うことがあります。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス・経済情報の捉え方
第2回 金融資本市場の役割とその変化
第3回 債券市場の役割と投資の考え方
第4回 株式市場の役割と投資の考え方
第5回 投資信託の役割とその仕組み
第6回 外国為替相場とその変動要因
第7回 証券投資のリスク・リターン
第8回 ポートフォリオ・マネジメント
第9回 行動ファイナンス~投資家心理について
第10回 財務分析と企業評価について
第11回 ライフプランと資産形成
第12回 公的年金制度について
第13回 確定拠出年金について
第14回 ポートフォリオの作成
第15回 マネープランの作成授業時間外学習 / Expected work outside of class
金融資本市場・経済に関するトピックを取り上げる機会が多いため、日本経済新聞等の経済情報に日頃から目を通しておく事が望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(筆記試験)の成績とミニッツペーパーの提出で評価する。
定期試験(70%)、ミニッツペーパー(30%)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・定期試験で基礎的な用語や概念、制度等が理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・定期試験で講義に関した応用力が身についているか。
③主体的な態度の観点
・講義に出席しミニッツペーパーが提出されているか。
- 教科書
Textbooks
授業で使用する資料は毎回講師が準備します。
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参考書
References 榊原茂樹ほか 新・入門証券論 有斐閣コンパクト 978-4-641-16637-0
- フィードバックの方法
Feedback Method 疑問を疑問のままで放置せず、講義終了後や、あるいは次回講義終了後、質問を気軽に行っていただきたい。
ミニッツペーパーへの質問に対しても可能な限り対応いたします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業の前後に対応します。
その他
ミニッツペーパーに質問として記載頂いた内容についても、可能な限り対応致します。
- 備考
Other Comments 講義の内容および順番は、変更になる場合があります。また、最適な講師の派遣を考えており、直前の異動を反映した上で、各講義の講師の最終決定は8月頃になります。