2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
40561
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
マーケティング論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
岩本 明憲
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 マーケティングとは製品(Product)・価格(Price)・場所(Place;流通と同義)・プロモーション(Promotion)というツールを駆使して市場もしくは消費者に財もしくはサービスをより効率的に届ける(販売する)活動であると言うことができます。つまり,どのような製品を作り,それにどのような価格を付け,どのような流通チャネルを選択し,どのようなプロモーション活動を用いて消費者に働きかけるのか,ということがマーケティングにおける最も重要な課題だということです。本講義では、マーケティングを初めて学ぶ学生を対象として、この4つの「P」に関するマーケティング論の基本的な用語・理論・現象などについて、個別にそして具体的に考察・解説していきます。そして、それによって企業がどのような条件下でどのようなマーケティング行動を採用しているのかについて理解します。
 本講義はテキストへの穴埋め方式で進められる分、履修者の肉体的負担は少なくなりますが、その代わりに説明をよく聞き、分からないことは質問し、学習した用語や概念を使って現実の経済・マーケティング現象について主体的に考えるということが求められます。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(商学部)
1.知識・技能
  ②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
  ②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。

到達目標 / Course Objectives

マーケティングにおける基本的知識を獲得し、とりわけ流通・マネジメント分野におけるより専門的な学問領域の学習および研究への足がかりとすることを到達目標とする。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

    第1回  イントロ:マーケティングの定義と歴史
    第2回  マーケティングの基礎的知識:全社的なマーケティング戦略
    第3回  価格戦略Ⅰ:コストベース・プライシング
    第4回  価格戦略Ⅱ:その他のプライシングと価格変更戦略
    第5回  流通戦略Ⅰ:流通の定義と役割
    第6回  (価格+)戦略Ⅱ:様々な垂直的取引制限
    第7回  製品戦略Ⅰ:製品の分類と様々な製品開発戦略
    第8回  製品戦略Ⅱ:ブランドの役割と各種ブランド戦略
    第9回  製品戦略Ⅲ:サービスの特徴とサービス・マーケティング
第10回  プロモーション戦略Ⅰ:コミュニケーション・ミックス
第11回  プロモーション戦略Ⅱ:各メディアの特徴と消費の外部性
第12回  B2Bマーケティング:産業財及びB2B取引の特徴
第13回  プロダクトライフサイクル理論とイノベーション理論
第14&15回  復習及び各種質問の受付と回答

授業時間外学習 / Expected work outside of class

普段からテレビの経済番組や経済誌などにアクセスして、授業に関連するトピックについて広く学習することが望ましい。また指定の教科書について事前に精読しておくことを求めます。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト4回(計100%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

定期試験は学習したマーケティングの基礎概念を正確に理解し、かつそれを現実問題に応用できるかどうかが評価の基準となります。

教科書
Textbooks

参考書
References


レジュメは授業支援システム及びLMSを通じて配布する予定です。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

(1)  成績評価の方法、基準・評価
成績評価の方法は、定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
関大LMS上で公開される第一回小テスト:20%
関大LMS上で公開される第二回小テスト:20%
関大LMS上で公開される第三回小テスト:20%
授業内容が全て終了した後に実施する
第四回テスト(関大LMS上で実施予定):40%
(2)  担任者への問合せ方法
授業に関する問い合わせは、iwamoto@kansai-u.ac.jp、関大LMS上で受け付けますが、平等性の観点から回答は原則的に全員がアクセスできる形で行い個別対応は行いません。
(3)  授業実施形態
関大  LMS  を活用し、教材提示による授業を行います。定期的に関大  LMS「資料」に授業スライドおよび補足資料をアップロードします。講義ファイルを各回の授業時に公開します。