- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40423
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 簿記入門演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋集/2
- 11
- 担任者名
Instructor - 藤森 茂
- 曜限
Day/Period - 土3/土4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
簿記は、企業等の経済活動を帳簿に記録・整理し、一定期間ごとに会計報告を作成するための情報処理システムである。企業では、このシステムを通じて作成される損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を経営判断に活用し、株主や債権者などにも報告している。簿記の用語はビジネスの共通言語であり、商学の基礎として確実にこの機会に修得してもらいたい。この授業では日商簿記検定3級相当の知識を身につけるため、週2回の授業時間を設けてできるだけ多くの練習問題を行う。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
①教養科目、ビジネス英語や会計の基礎知識の修得。
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
企業の経済活動にともなう会計及びビジネスの用語を理解する。
企業の財務諸表を作成するための記帳手続と集計方法を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
企業の資金の流れを理解し、財務諸表の基礎的な読み取り方を身に付ける。
③主体的な態度の観点
授業の内容をよく復習して自主的に問題練習に取り組む。
日商簿記検定3級を受験することを推奨する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・自分の手を動かして簿記の練習問題を解く。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
下記の内容に関する講義と問題練習を行う。(各内容は授業2回分相当)
(1)簿記の学習方法
(2)簿記の基礎概念
(3)取引と勘定
(4)現金預金取引の記帳
(5)商品取引の記帳
(6)売掛金・買掛金取引の記帳
(7)手形、電子記録債権・債務取引の記帳
(8)その他の債権・債務取引の記帳
(9)有形固定資産取引の記帳
(10)株式会社会計の記帳
(11)税金の記帳
(12)決算
(13)財務諸表の作成
(14)証ひょうと伝票
(15)まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
簿記は講義を聴くだけでは不十分であり、実際に手を動かして問題練習に取り組むことによって実力が向上する。授業内容をよく復習して、練習問題を何回か繰り返せば必ず合格できるので、日商簿記検定3級にぜひ挑戦してもらいたい(ネット試験であればいつでも受験できるので、早めに学習を進めることも推奨する)。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
標準的な成績評価は定期試験(70%)、小テスト・レポート(30%)などであるが、クラスによって評価方法が異なる。各クラスで開講時に授業計画や成績評価の説明が行われるので注意すること。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
定期試験等により基礎知識の理解度を確認する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
定期試験等により帳簿及び財務諸表の作成能力を確認する。
③主体的な態度の観点
日商簿記検定3級(統一試験またはネット試験)に合格し、所定の手続きを行った者には単位を付与する。
- 教科書
Textbooks 関西大学会計学研究室編 『簿記入門演習テキスト』 (国元書房) ISBN:978-4765800372
教科書に加えて、各クラスごとに問題集等を指定する場合があるので、クラス担当教員の指示に従うこと。
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 各クラスの担当教員に確認してください。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 各クラスの担当教員に確認してください。
- 備考
Other Comments シラバスの内容は標準的なものであり、クラスによっては講義内容や成績評価の方法が一部異なる場合がある。
日商簿記検定3級による単位の付与を希望する者は、授業時にする説明に従って所定の手続きを行う必要がある(手続きに不備がある場合は、理由にかかわらず検定による単位付与は行われないので注意すること)。
なお、日商簿記検定2級以上(1級・税理士・公認会計士)による単位認定を希望する者は「学外資格単位認定制度」に基づいて教務で申請を行うこと(学外資格単位認定は、各クラスの担当教員が受け付けることはできません)。