- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40903
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - コスト・マネジメント
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 岡 照二
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
企業が継続的に利益を出すためには、コストを管理することが必要不可欠となっている。本講義では企業のあらゆる経営活動において発生する“コスト”について注目し、経営者はコストが利益に結びつくように、経営資源の効果的・効率的な活用が図れるようなマネジメント(コスト・マネジメント)を行う必要があります。よって、本講義の前半部分では、伝統的なコストマネジメント手法である原価低減活動、原価統制活動について、また後半部分では、近年のものづくり現場の環境の変化とともに注目を浴びている新たなコスト・マネジメント手法について講義する。コスト・マネジメントは企業のサステナビリティ(持続可能性)に貢献し、また理論と現場が結び付いたものであり、「コストは現場で発生している!」という意識をもって、より実践的な講義を展開していく。
講義の進め方であるが、配布プリントを使用して進めていく(毎回、プリントを配布します)。また毎回講義の最初に、新聞・雑誌などに掲載されたコスト・マネジメントに関連する記事をわかりやすく解説します。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
コスト・マネジメントに関する基本的な理論・手法を企業実務と関連させて修得することである。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 コスト・マネジメントとは何か:講義概要、講義計画、成績評価の方法等の確認
第2回 コスト・マネジメントと原価計算、コスト・ビヘイビア分析
第3回 標準原価計算と標準原価管理
第4回 短期利益計画とCVP分析
第5回 原価企画
第6回 活動基準原価計算(ABC)と活動基準原価管理(ABM)
第7回 JIT生産システムとバックフラッシュ・コスティング
第8回 TOCとスループット会計
第9回 SCMと組織間コスト・マネジメント
第10回 ライフサイクル・コスティング
第11回 品質コスト・マネジメント
第12回 環境コスト・マネジメント
第13回 ベンチマーキングと価格決定
第14回 在庫管理
第15回 サービス業におけるコスト・マネジメント授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布プリント、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)と平常成績(関大LMSを用いた課題5回)(30%)により、本講義で学んだコスト・マネジメント理論・手法の理解度を評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
各回で取り上げた基本的な概念や計算方法について正しく理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 伊藤嘉博 『コストマネジメント入門(日経文庫)』 (日本経済新聞出版社)
加登豊・李建 『ケースブック コストマネジメント(第3版)』 (新世社)
梶原武久 『戦略的コストマネジメント』 (中央経済社)
小沢浩 『詳解コストマネジメント』 (同文舘出版)
- フィードバックの方法
Feedback Method 課題(5回)実施後、関大LMSにて模範解答を示します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後及び担任者へメールして頂き個人研究室等で対応する。
- 備考
Other Comments 電卓は必要に応じて持参すること。