2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
文/経/商
時間割コード
Course Code
40896
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
アメリカ経済とビジネス
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
田村 太一
曜限
Day/Period
木3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、政治経済学的なアプローチにより、現代アメリカ経済とビジネスの関係の理解を通じて、理論的・歴史的・実証的な分析力の涵養を目指します。
授業内容は、テキストを用いて、現代アメリカ経済の重大な特質である「独占」問題を検討します。
【キーワード】
大陸国家、産業構造、株主資本主義、アメリカ型福祉国家、移民、経済格差、アメリカン・グローバリズム、通商政策、地域主義、国際分業

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(商学部)
1.知識・技能
  ③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
  ②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
  自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・現代アメリカ経済とビジネスの特徴を説明することができる。 
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・現代アメリカ経済とビジネスの特徴の理解を踏まえて、政策課題を考えたり、新たな対応策を提案することができる。
③主体的な態度の観点

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  講義の概要と進め方
第2回  独占化の強まりと政治権力
第3回  ビッグ・テックーーハイテク製造業からプラットフォーマーへ
第4回  金融ーー2008年金融危機後における巨大資産運用会社の台頭
第5回  農業・食品加工業ーー家禽  ・鶏卵部門と豚部門における垂直統合
第6回  軍需産業ーー軍産複合体の特質と存続要因
第7回  小売業ーーチェーン・ストアからウォルマートまで
第8回  中間まとめ
第9回  国際分業の編成とグローバル・バリューチェーン
第10回  ドル体制と金融覇権
第11回  産業界が生んだ「非正規移民」
第12回  コロナ危機下のインフレーション論争
第13回  Amazonと反トラスト政策
第14回  巨大プラットフォーマーと市民社会
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

予習内容:テキストと資料をしっかり読み込むこと
復習内容:講義ノートや資料をよく読んで、分からなかった点や重要な点をしっかり復習すること
(合計:4時間)

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
筆記による学力確認:70%、小テスト:30%
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 ・基礎的な概念や用語の定義・内容を問う設問(40%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 ・論述問題(60%)
③主体的な態度の観点

教科書
Textbooks

大橋陽・中本悟編  『現代アメリカ経済論:新しい独占のひろがり』  日本評論社  9784535540316 

参考書
References


適宜、授業内で指示します。

フィードバックの方法
Feedback Method

小テスト、リアクションペーパーについては、授業内でフィードバックを行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
授業の前後に教室で行います。
その他

備考
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