- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40884
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 国際流通論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 馬場 一
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では流通企業の国際化について「国際マーケティング・ケイパビリティ」の観点から理論と事例に基づいて学習する。
まずは、流通の国際化、海外進出のための理論的枠組み、そして、海外進出の事例を検討することで、国際流通の基礎を学ぶ。
つぎに、総合商社について議論する。これによって、日本特殊的な国際流通のあり方、国内流通と海外流通とのリンケージ、総合商社の優位性の源泉について理解する。
そして、国際マーケティング・ケイパビリティを理論、実証（定性・定量），実践ガイドラインの3側面から学習する。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（商学部）
1.知識・技能
③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
本講義の達成目標は次の通りである。
①流通の国際化に関する基礎理論を理解する。
②学習した理論から現実の事例を分析する能力を培う。
③将来受講者が直面する意思決定に応用可能なフレームワークを構築する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 イントロダクション
ガイダンスと流通の国際化
2 流通企業の海外戦略
流通企業が海外に進出する際の理論的枠組み
3 日系企業の海外戦略
日系コンビニの国際化を例として
4 総合商社論①
総合商社とは何か
5 総合商社論②
総合商社と国際流通
6 地政学リスク
国際マーケティング・ケイパビリティを巡るマクロ環境
7 国際マーケティング史
日本における国際マーケティング研究の学説史
8 ケイパビリティ①
国際マーケティング・ケイパビリティの理論的検討
9 ケイパビリティ②
国際マーケティング・ケイパビリティの理論的検討
10 ケース①
3Ｍ：ポスト・イット製品の事例
11 ケース②
スズキ：インド子会社マルチ・スズキにおける現地適応製品開発
12 ケース③
日本コカ・コーラ：チャネル戦略の転換能力を中心に
13 定量分析
日系BtoB企業の国際マーケティング・ケイパビリティ
14 実践ガイドライン
国際マーケティング・ケイパビリティの実践ガイドライン
15 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義前に教科書を読んでおくこと。また、講義後には授業資料を読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験（70％）と３回程度のミニッツ・ペーパー提出（30％）から総合的に評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
ミニッツ・ペーパー提出を重視する。
- 教科書
Textbooks 諸上茂登 国際マーケティング・ケイパビリティ：戦略計画から実行能力へ 同文舘出版 9784495649814
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問等は下記のメールアドレスに。
hajimeb@kansai-u.ac.jp
- 備考
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