- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商/シ/環/化/工
- 時間割コード
Course Code - 40877
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 職業指導(二)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 川合 宏之
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業は、「職業指導(一)」を踏まえ、高等学校における具体的な進路指導・キャリア教育の実態を調査・分析することにより、課題を見出し、その解決策を検討するとともに、高等学校商業科および工業科における進路指導・キャリア教育の在り方を考え、実践に結びつけることのできる授業とする。
さらに「職業指導」は高等学校商業科および工業科の教員免許を取得するために必須の科目であることから、授業内容は高等学校における「職業指導」に重点を置くが、本授業履修者にとっても、自らをしっかりと見つめ直し、自分の能力を十分に生かせる方法・場を考えることが重要であると考え、専門にこだわらずに幅広い教養を育成する授業とする。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
高等学校商業科および工業科における進路指導、キャリアガイダンスに関して高校教員としての基礎的指導力を身につけることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
学校現場の実態を踏まえた対応や討議、ケーススタディを取り入れた授業を繰り返す事で高等学校商業科および工業科における進路指導の概要を理解することができる。
③主体的な態度の観点
高校教員として、カウンセリングマインドを身に付けることの必要性・重要性を認識し、身に付けようとする意欲が増す。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション
第2回 進路指導の諸活動(1)進路指導の意味・意義と考え方の検討
第3回 進路指導の諸活動(2)高校における進路指導の実践例や課題の検討
第4回 キャリア教育の諸活動(1)キャリア教育の意味・意義と考え方の検討
第5回 キャリア教育の諸活動(2)高校におけるキャリア教育の実践例や課題の検討
第6回 高等学校における進路指導計画と実践(1)全体計画
第7回 高等学校における進路指導計画と実践(2)年間指導計画
第8回 高等学校におけるキャリア計画と実践(1)全体計画
第9回 高等学校におけるキャリア計画と実践(2)年間指導計画
第10回 学校と家庭、関係諸機関との連携・協力
第11回 進路指導・キャリア教育の教育的評価
第12回 ケーススタディ(1)インターンシップ、地域連携の展開と課題
第13回 ケーススタディ(2)生徒理解と自己実現
第14回 ケーススタディ(3)進路相談、キャリアカウンセリング
第15回 まとめ
(注)項目や順序を入れ替えることがある。授業時間外学習 / Expected work outside of class
・「中学校・高等学校キャリア教育の手引き」(2023年3月文部科学省)を身近に置き、次の授業の指定された範囲を熟読し、問題点・質問等を整理しておくこと。
・日々、職業・勤労、カウンセリング等に関することに関心を持ち、新聞等に積極的に目を通す習慣を身に付けておくこと。
・第6回から第14回については、前の時間に予め課題を設定するので、データベース等を利用するなどして予習しておくこと。
・ 各授業時に紹介する参考図書は必ず読み、その概要をまとめる習慣をつけること。
・ より良い教員になるために、分野を問わず幅広い研修を行い視野拡大に努力を怠らぬこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題レポートおよび提出物(50%)、授業への参加度・積極性(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
平常試験の設問内容の趣旨を理解し、授業内容をふまえて自分の見解を論理的に展開し、記述しているかを評価する。記述のポイントは次の通りである。①授業内容を基にしているか。②論点を整理して記述しているか。③自らの教育(学習)経験をふまえているか。④自ら考えた代替案等を具体的に提示しているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
グループワークで積極的に周囲の意見を聴きながら自らの課題を発見し、仲間と共に課題解決に取り組もうとしているか、自分の考えを発信し、議論に参加しようとしているかを評価する。
③主体的な態度の観点
教員免許状を取得するものとして、自発的に授業に参加しているか、授業の内容で興味を持った点を自ら調べるようにしているか、授業内容で理解できる点・理解できない点を整理しているかを評価する。
- 教科書
Textbooks
必要に応じて資料を配布する。
-
参考書
References 「中学校・高等学校キャリア教育の手引き」(2023年3月) 文部科学省
高等学校学習指導要領解説 総則編及び商業編 高等学校教科書(商業)
高等学校学習指導要領解説 総則編及び工業編 高等学校教科書(工業)
その他、授業の中で適宜紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業の中で求める課題に対してコメントする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact その他
授業の前後に対応する
メールアドレス
Hiroyuki_Kawai★red.umds.ac.jpまでメールをください。
※「★」記号を「@」に置き換えてください。
- 備考
Other Comments 本授業は、教職課程の高一種(商業・工業)免許の教科に関する科目「職業指導」の必修科目(「職業指導(一)」「職業指導(二)」のいずれかを修得)であるとともに、社会教育主事養成課程において、社会教育特講Ⅱ(社会教育活動・事業・施設)区分の選択科目である。