- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40802
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 企業財務論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 乙政 正太
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
企業活動の源となる資金の調達,運用管理を扱う企業財務の手法は近年飛躍的な進歩を遂げている。本講義では,企業経営に必須の企業財務の基本知識と基本理論を一通りカバーし,日本企業の財務活動の特徴および問題点について解説する。企業は常に財務上の判断を迫られているので,その重要性を説明する。本講義の特徴は,会計学と財務 (ファイナンス) の融合を念頭に置き,企業価値をいかに評価するかを習得することである。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
本講義の到達目標は,企業がどのように財務上の判断を合理的に実施するかについて理論的に理解できるようにすることである。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション
講義概要,講義計画,成績評価の方法等の確認
第2回 貨幣の時間的価値
将来価値と現在価値について説明
第3回 投資に関する理論(1)
投資に関する理論について説明
第4回 投資に関する理論(2)
投資に関する理論について説明
第5回 証券投資に関する理論 (1)
リスクとリターンについて説明
第6回 証券投資に関する理論 (2)
リターンとリスクについて説明
第7回 ポートフォリオにおける分散投資 (1)
ポートフォリオにおけるリスクについて説明
第8回 中間 (復習) テスト
第9回 ポートフォリオにおける分散投資 (2)
ポートフォリオにおけるリスクについて説明
第10回 債券分析(1)
債権分析の基礎について説明
第11回 資本構成と企業価値(1)
MM理論について説明
第12回 資本構成と企業価値(2)
営業リスクと財務リスクについて説明
第13回資本構成と企業価値(3)
配当政策と自社株買いについて説明
第14回 コーポレート・ガバナンス・行動ファイナンス等
行動ファイナンスや経営者報酬制度などの新しいトッピクスについて説明
第15回 講義の総括
授業の総括を行う授業時間外学習 / Expected work outside of class
LMSで配布する資料を確認し,予習すること。また,授業資料,教科書,ノートを読み返し,授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
中間テスト・最終テスト(あるいはレポート提出) (20%程度) ,小テスト (80%程度) を基準に相対的に評価する。
小テストは授業毎のテスト,中間・最終テストは授業テーマについて振り返るテスト。いずれもLMS上で行う予定。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステムや授業等で連絡する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業内容に対する理解度で評価
結果として到達目標を達成できているかを評価
①知識・技能の観点
一層の知識の積み上げができているか
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
会計とファイナンスの基本的問題の考え方の理解ができているか
③主体的な態度の観点
各回の講義は関連性があるので,毎回の出席による学習効果向上
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 手嶋宣之 基本から本格的に学ぶ人のためのファイナンス入門 ダイヤモンド社
石野雄一 道具としてのファイナンス 日本実業出版社
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テストを実施した際には、次の講義あるいは関大LMSにて結果報告を行う予定。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業に関する問い合わせは,関大のLMS「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 講義計画と成績評価については,若干の変更の可能性がある。第1回目のオリエンテーションで詳しく説明するので,必ず出席すること。