- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40797
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報会計論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 後藤 晃範
- 曜限
Day/Period - 火5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
情報会計論では、企業社会における会計情報の位置づけや、企業内部での会計情報の役立ちについて論じます。情報提供者の側面からのみ会計情報を考えるのではなく、情報利用者の意思決定に役立つ会計情報を提供するという考えを意思決定指向といいます。また、意思決定指向に基づく、情報利用者の求める多様な会計情報の提供は、情報技術の発展が可能にしました。情報技術の発展は、たとえば大量の計算・分類、定型的事務処理が可能となりました。ITが会計情報を迅速かつ正確に伝達することを促進し、結果として会計情報のステイクホルダーの種々の要求に応える多様性を得ました。本講義では、会計情報が企業のどこでどのように役立っているのか、会計情報の多様性を体系的に学習します。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
企業経営における会計システムの有用性について理解する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
会計情報の役割を企業経営の観点から考え、ありうべき会計システムについて説明することができる
③主体的な態度の観点
自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
講義内容は、以下のとおりです。
1.情報会計論の概要 情報会計論を学習する意義やこの授業の概要等について
2.株式市場の情報 会計情報の用いられるもっとも一般的な株式市場における情報について
3.データサイエンス 情報の活用場面であるデータサイエンスの概要について
4.会計情報 財務会計や管理会計に関する会計情報について
5.管理会計情報 管理会計情報の活用について
6.ディスクロージャー インターネットなどでの企業の情報開示について
7.CSR、ESG 会計情報以外の非財務情報について
8.環境会計 環境会計について
9.情報の価値 情報のもつ価値について
10.会計情報システム 現在、企業で用いられているERP等について
11.DX(デジタルトランスフォーメーション) DXの現状について
12.企業価値 企業価値評価の算定について
13.レピュテーション 企業における評判を管理するコーポレートレピュテーションについて
14.会計情報とAI 会計でのAI活用について
15.総括 情報会計論の総まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料やノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各回で取り上げた基本問題や概念についてきちんと理解できているかどうかを各回の小テストまたはレポートで確認します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
各回の小テストおよびレポートの総点が60点以上であること
- 教科書
Textbooks
情報会計論に関連する講演を実施することがあります。その場合にはシラバス に変更が生じる可能性があります。
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テストの解答やリアクションペーパーについて翌週以降の講義等で解説、回答します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSのメッセージ機能を使って連絡するか、講義後に直接お声がけください。LMSのメッセージは、「メールにも送信する」にチェックを入れていただく方が迅速に回答できると思います。
- 備考
Other Comments 上記の講義概要および講義計画は、受講生の理解度等に応じて変更することがあります。
授業中の私語は他の履修生の迷惑となりますのでお控えください。