- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40785
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 工業簿記
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 岡 照二
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、製造業で実施されている工業簿記、また工業簿記と表裏一体の関係にある原価計算の仕組みと技法について学習する。
工業簿記とは、企業内部で行われている製品の製造活動を複式簿記により記録・計算する仕組みであり、工業簿記を適切に実施するためには原価計算の知識が必要となってくる。原価計算とは、企業内部で生じる経済的資源の投入額を測定し、その消費額を部門別、製品別に集計する。原価計算は、経営管理者に対して、財務諸表作成、原価管理、利益管理、経営意思決定するための情報を提供する。よって、工業簿記、原価計算はともに「マネジメントのための会計(accounting for management)」を構成する。
また講義の進め方であるが、配布プリント、ワークブックを使用して進めていく。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
本講義は日商簿記検定2級「工業簿記」のほぼ全範囲をカバーするものであり、講義の到達目標として、履修者に対して日商簿記検定2級「工業簿記」合格レベルの知識を修得させることである。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 工業簿記の基礎概念
第2回 原価とは何か
第3回 材料費の計算
第4回 労務費の計算
第5回 経費の計算
第6回 製造間接費の計算
第7回 部門費の計算
第8回 個別原価計算
第9回 総合原価計算①
第10回 総合原価計算②
第11回 標準原価計算①
第12回 標準原価計算②
第13回 直接原価計算
第14回 CVP分析
第15回 本社工場会計・講義のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布プリントを読み返し、ワークブックを使用して計算問題を解き、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)と平常成績(関大LMSを用いた小テスト5回)(30%)により、本講義で学んだ工業簿記の基本的な知識の理解度を評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
各回で取り上げた基本的な概念や計算方法について正しく理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks 岡本清・廣本敏郎編 『検定 簿記ワークブック 2級工業簿記』 (中央経済社)
-
参考書
References 岡本清・廣本敏郎編 『検定 簿記講義 2級工業簿記』 (中央経済社)
岡本清 『原価計算(六訂版)』 (国元書房)
廣本敏郎・挽文子 『原価計算論(第3版)』 (中央経済社)
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テスト(5回)実施後、関大LMSにて模範解答を示します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後及び担任者へメールして頂き個人研究室等で対応する。
- 備考
Other Comments 電卓を毎回持参すること。
この講義を受講するためには、日商簿記3級程度の知識を必要とする。