2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
商/政策
時間割コード
Course Code
40721
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
イノベーション・マネジメント
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
朴 泰勲
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

近年、グローバル化と情報技術の発達により技術のモジュラー化が急ピッチに進展し、最先端技術を用いた製品開発を行う敷居は大幅に下がりつつある。そのため、既存技術を応用した製品は、競合企業によってすぐに模倣され、陳腐化する傾向がある。その上、消費者ニーズの変化の速度も速くなり、既存市場での成功に安住する企業は、新市場の創造に出遅れ、急速に競争力を失うケースが増加している。このような経営環境下では、優れた技術を有する企業でも、市場ニーズの変化に沿って革新的イノベーションを継続的に行わなければ、市場から余儀なく敗退されることとなる。本講義では、まずイノベーションに関する一般理論を学習した後、多様性のある知識を蓄積しながら、市場と連携させて革新的なイノベーションを成し遂げている企業の事例について考察する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(商学部)
1.知識・技能
  ③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
  ②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
  自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。

到達目標 / Course Objectives

講義の目標は、イノベーションの種類と生成メカニズムについて理解し、なぜイノベーションが競争優位の確保に重要な決定要因であるのかについて学習することにある。講義では、企業調査のフィールドワークから分かった企業の開発現場の最新トレンドについても紹介する予定である。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  イノベーションの生成プロセス
第3回  製品アーキテクチャ戦略と競争優位
第4回  アーキテクチュラル・イノベーション
第5回  製品・工程イノベーションと製品ライフサイクル
第6回  探索的知識と搾取的知識によるイノベーション
第7回  市場破壊的イノベーション
第8回  ベンチャー・ビジネスとイノベーション
第9回  特許戦略とイノベーション
第10回  組織間協業の形態(Voice型とExit型) 
第11回  戦略的提携と技術開発
第12回  技術開発の新規性とR&D投資
第13回  グローバル競争と革新的価値創造
第14回  IOTとイノベーション
第15回  BOPイノベーション

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業後に学習した内容を完全に理解できるように、関連する書籍や資料等を図書館で探し、知識を深めることが求められる。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験100%。レポートは3回出され、総合得点で成績を評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

授業の内容を理解したうえ、レポートの課題に沿って論理的に自分の主張をまとめる能力を評価する。

教科書
Textbooks


教科書はなく、講義資料をLMSにアップロードします。

参考書
References

延岡健太郎  MOT“技術経営”入門  日本経済新聞社  4532133211
網倉  久永、新宅純二郎  経営戦略入門  日本経済新聞社  453213403X

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSを通じてメールで問い合わせて下さい。

備考
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