- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40663
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 国際貿易論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 高内 一宏
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この講義では、国際貿易や投資の仕組みを考えるための初歩的な分析用具について学習します。例えば「貿易はなぜ生じるのか?」、また「ある国が精密機器の輸出国であるのに対し、別のある国は大豆の輸出国なのはどうしてか?」といった国際貿易の根本的な問題を説明する基礎理論について学習します。貿易の基礎理論を習得すれば、それらを使って、地域間の分業や貿易のメカニズム、産業集積や空洞化現象などを上手く分析/説明できるようになります。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・完全特化や貿易利益などの国際貿易論の基礎知識を正確に理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・「貿易が生じるのはなぜ?」「比較優位はどの産業にある?」といった基本問題について、論理的かつ説得的に説明できる。
③主体的な態度の観点
・学習した分析用具を用いて現在の国際経済環境について分析する意欲を創出したり、高めたりすることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・演習問題の出題や解答の解説など。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回: ガイダンス
第2回〜第14回: 国際貿易論の主要トピックについて解説する。
(1) 準備―ミクロ経済分析の基礎について
(2) 技術と貿易―リカード・モデル(比較優位に基づく国際分業について)
(3) 産業内貿易・規模の経済―産業内貿易を説明するための貿易モデルについて
(4) 空間と貿易―空間経済学のモデル(主に、経済活動の集積・産業空洞化が生じる理由やその影響について)
第15回: まとめ
※講義の進捗状況によっては、「(4) 空間と貿易」は省略する場合があります。授業時間外学習 / Expected work outside of class
グラフを作図したり、連立方程式を解いたりすることがあります。予習よりも受講後の復習が重要なので、受講後には、講義ノートや資料に再び目を通し、内容を確認したり、「解答付きの練習問題」を解いたりしてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
講義内容の理解度を測る定期試験(100%)によって評価します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
講義内容に対する理解度が評価基準になります。
- 教科書
Textbooks
講義ノート・講義資料が教科書になります。
-
参考書
References 大川昌幸 『コア・テキスト 国際経済学【第2版】』 (新生社) 978-4-88384-232-2
三邊信夫 『国際貿易と経済成長理論【改訂版】』 [大阪市立大学経済学会 (大阪市立大学経済学部内)]
阿部顕三・遠藤正寛 『国際経済学』 (有斐閣アルマ) 978-4-641-12480-6
中西訓嗣 『国際経済学:国際貿易編』 (ミネルヴァ書房) 978-4-623-06495-3
他の重要な文献については、講義中に適時紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 演習問題を出題して理解度を確認したり、問題解説を通じて内容の理解を深めたりする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・オフィスアワー
オフィスアワーの日時については、講義の初回に指定します。
・関大LMSを通じた質問受付
個別に質問したい方は、メールではなく「関大LMS」から質問してください。※メールでの質問よりも、返事が早くなります。
- 備考
Other Comments ※講義はゆっくり丁寧に進めるので、安心してください。また、講義内容に関する質問は喜んで受け付けます。オフィスアワーや講義終了後の時間を積極的にご活用ください。
※講義の進捗状況によっては、授業計画が変更される場合があります。ご了承ください。