- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40660
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 国際経済関係論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 深澤 光樹
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
グローバル化が急速に進展する今日、国家間の経済関係は貿易をはじめとした様々な経済活動を通して形成される。国際的な経済活動を方向付ける枠組みや主体、国際環境は時代によって変化し、その変化は国家間の経済関係に影響を与える。
本講義の目的は、国家間の経済活動の種類やそれを規定する国際的な制度や国際環境について、歴史も踏まえながら確認することで、現代の国際経済関係を理解するための基本的な知識を身に付けることにある。
具体的には、貿易の歴史と理論、戦後の世界経済体制の変遷、多国籍企業の海外展開などについて考察する。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・貿易の歴史と基本的な理論を理解できる。
・戦後の世界経済体制とその変化の流れについて理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・近年の国際経済関係を規定する諸要素を踏まえ、多様な視点から現代国際経済関係を説明できるようになること。
③主体的な態度の観点
・コメントシートにしっかり自分の意見を書くことができる。
・自ら情報収集に務めて自分の考えをまとめられる。
・講義のペアワークなどで積極的に意見交換が行える。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・映像資料視聴、ゲスト講師を招いた特別講義
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:国際経済関係とは
第2回:貿易の歴史:大航海時代前後
第3回:貿易の歴史:イギリスの自由貿易体制
第4回:貿易理論の展開:自由貿易論と比較生産費説
第5回:貿易理論の展開:保護貿易論
第6回:ブレトン・ウッズ体制の成立
第7回:ブレトン・ウッズ体制の崩壊
第8回:ケインズ主義と新自由主義
第9回:金融のグローバル化
第10回:途上国と金融の問題
第11回:多国籍企業と直接投資
第12回:多国籍企業とグローバル・サプライチェーン
第13回:B R I C Sの台頭
第14回:国際協調と自国第一主義
第15回:総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
事前学習
日頃より、新聞やインターネット、書籍などで国際貿易に関連する情報に触れるようにする。講義の終わりに次回講義内容に関連する宿題を課すことがある(各回によって異なる)。受講者は準備のうえ、臨まなければならない(約40分)。
事後学習
講義で学習した内容の復習と、講義中に紹介した新聞記事やホームページ、参考文献などにより学習を深める(約40分)。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート(50%)、授業内提出課題(事前学習、小テスト、コメントシートなど)(30%)、中間レポート(20%)。
受講者数の関係で成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
上記到達目標が達成されているか、レポート内容や授業内課題、中間レポートの出来を総合的に判断し、評価する。
- 教科書
Textbooks 福田邦夫 『貿易の世界史』 筑摩書房
教科書に加え、教員が作成した資料を用いる。
-
参考書
References 山本和人・鳥谷一生編 『世界経済論』 ミネルヴァ書房
- フィードバックの方法
Feedback Method コメントシートや小テスト、レポートへのフィードバックは授業内で適宜行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 問い合わせの優先順位は次の通り。
・授業の前後
・関大LMS「メッセージ」
・大学メールアドレス、もしくはオフィスアワー
- 備考
Other Comments ・上記授業計画は状況に応じて変化、あるいは順番が前後する可能性がある。
・本授業は対面授業となる。
・対面授業では受講者同士の意見交換などが求められる場合がある(ペアワークなどを行うか否かは、受講者人数などを見ながら実施可能か検討する)。
・受講生への連絡は関大LMSの講義ページから行う。受講生からの質問は関大LMSの「メッセージ」などで受け付ける。
・中間レポートの内容、実施時期ついては講義内で周知する。