- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40624
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - リスクマネジメント論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 徳常 泰之
- 曜限
Day/Period - 月1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
われわれが生存する現代社会はさまざまなリスクに満ちあふれており、一瞬でもリスクと無縁の生活を送ることは不可能です。企業に関係するリスク、家庭・個人に関係するリスク、官公庁に関係するリスクなどその立場が異なればリスクの質、量や程度は異なります。この講義ではリスクの概念やリスクマネジメントに関する一般理論について幅広く講義します。
前半は一般的なリスク分類による伝統的なリスクマネジメント総論の理論について体系的に講義します。後半はビジネスリスクマネジメントや全社的リスクマネジメント(ERM)など現代的なリスクマネジメント理論を中心に講義します。
・この科目の習得は、商学部が定める学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の1と2の達成に関与しています。http://www.kansai-u.ac.jp/data/policy/faculty.html
・この科目は、商学部の教育課程内で第3類応用科目(ファイナンス専修)に位置付けられています。(カリキュラムツリー参照)学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
リスクやリスクマネジメントの一般理論について体系的に習得、理解し、リスクマネジメントに関する適切な意思決定について習得、理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
リスクを認識しリスクマネジメントがなぜ必要かということを論理的に説明できるようになること。
③主体的な態度の観点
自らの行動をリスクマネジメントの視点で判断することができるようになること。
これらの習得を到達目標とする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 リスクマネジメント論講義ガイダンス
第2回 リスクマネジメントと危機管理、リスクマネジメントのルーツ
第3回 リスクとは何か、リスクの概念、リスクの決定要因、リスクの本質
第4回 リスクの分類(前編)
第5回 リスクの分類(後編)
第6回 リスクの持つ特性
第7回 リスクマネジメントの目的
第8回 リスク処理計画
第9回 リスク処理手段 -リスクコントロール、リスクファイナンス-
第10回 リスクマネジメントの形態、リスクマネジメントの展開
第11回 全社的リスクマネジメント(ERM)
第12回 全社的リスクマネジメントの実践
第13回 リスクマネジメントの国際規格
第14回 リーガル・リスクマネジメント
第15回 ケーススタディ、リスクマネジメント論まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布資料を読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
中間レポート(50%)、期末レポート(50%) または期末レポート(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
リスクやリスクマネジメントの一般理論について理解できているか。さらに、リスクマネジメントに関する適切な意思決定について理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
リスクを認識し、リスクマネジメントがなぜ必要かということを論理的に説明できるようになっているか。
③主体的な態度の観点
自らの行動をリスクマネジメントの視点で判断することができるようになっているか。
これらの基準で評価する。
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しません。
資料を配布する予定です。
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参考書
References 柳瀬典由・石坂元一・山﨑尚志 『リスクマネジメント』(ベーシックプラス・シリーズ) 中央経済社 978-4502256912
諏澤吉彦 『リスクファイナンス入門』 中央経済社 978-4502277412
亀井利明 『リスクマネジメント総論』 同文舘
その他、随時指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
事前にアポイントを取ってください。
その他
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
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