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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
40569
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
観光産業論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
佐野 楓
曜限
Day/Period
火1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

「観光」と聞いて連想するのは、楽しい旅行、美食、あるいはSNS映えする景色だろうか。しかし、ビジネスの視座に立てば、その様相は一変する。観光は世界GDPの約10%(約11.1兆ドル)を占める巨大産業である(World  Travel  &  Tourism  Council,  2025)。UN  Tourism(世界観光機関)の2025年1月発表によれば、2024年の世界全体の国際観光客数は14億4,507万人とコロナ前水準へ完全回復し、特にアジア太平洋地域は前年比32.9%増の急成長を遂げている。

日本においても、2003年の「観光立国宣言」以降、観光は国の成長戦略の柱、地方創生の切り札として位置づけられてきた。その成果は明白だ。2024年の訪日外国人旅行者数は過去最高の約3,687万人(前年比47%増)、国際観光収入も約8.1兆円(同53%増)という驚異的な記録に達している。

本講義では、観光を単なる「遊び」ではなく「最強のビジネス」として捉え直す。人々を惹きつけ、感動を生み出す仕掛けとは何か。そのメカニズムをマーケティングの視点から解き明かしていく。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 専修に関わる専門知識の修得。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 ・ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をもつ。
 ・企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。

③主体的な態度の観点
 自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 世界を動かす観光:  感動ビジネスの裏側

第2回 観光マーケティングにおける製品:  「場所」を「商品」に変える魔法

第3回 観光マーケティングにおける価格:  価格は「最強のメッセージ」である

第4回 観光マーケティングにおける流通:  スマホの中で起きている覇権争い

第5回 観光マーケティングにおけるプロモーション:  世界に「JAPAN」をどう売るか?

第6回 観光マーケティングにおける市場調査:  データは嘘をつかない

第7回 テーマパークのマネジメントⅠ(事例:  ユニバーサルスタジオジャパン)  なぜUSJはV字回復できたのか?

第8回 テーマパークのマネジメントⅡ(事例:  ディズニーリゾート)  世界共通の「魔法」をどう守るか?

第9回 エアラインのマネジメント(事例:  シンガポール航空&エアアジア)空の旅を変えた2つの戦略

第10回 持続可能な観光地のマネジメント(事例:  ブータン&ドバイ)「幸せの国」と「砂漠の奇跡」

第11回 ホテルのマネジメントⅠ(事例:  フォーシーズンズ)  究極の「ラグジュアリー」とは何か?

第12回 ホテルのマネジメントⅡ(事例:リッツカールトンホテル)従業員が主役になる「ホスピタリティ」の極意

第13回 観光はどこへ向かうのか?  62年の軌跡と多様化する旅のカタチ

第14回 到達度確認

※  オンデマンド配信授業回 これまでの学習内容に関する総括(授業動画60分+学習課題30分)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

学生は、毎週の授業内容に加えて、Knowledge  Checkシートなどの自主的な学習を通じてさらに学ぶことが求められる。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
平常レポート課題(20%)
※  注1:  複数回あるが、そのうち1回のみ提出すれば良い。

到達度確認(80%)
※  注2:  履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 課題解決に向け、客観的な情報を収集し、提案の際に論拠として提示することができたかどうか。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 多様な視点を考慮に入れつつ他者に自分の考えを伝えることができたかどうか。

③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができたかどうか。

教科書
Textbooks

参考書
References

高橋一夫・柏木千春(編著)  『1からの観光事業論(第2版)』  碩学舎  978-4-502-52801-9
フィリップ・コトラー  (著),  ジョン・ボーエン  (著),  ジェームス・マーキンズ  (著),  白井  義男  (翻訳),  平林  祥  (翻訳)  『コトラーのホスピタリティ&ツーリズム・マーケティング』  ピアソン・エデュケーション  978-4894717190

その他の参考書は講義内に随時に紹介する

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
水曜日3限(要予約:  事前にメールで連絡のこと)

備考
Other Comments

【オンデマンド配信授業回に関する情報】
①配信元:関大LMS
②配信時期:第13回授業終了後から7月末日まで
➂質問対応:質問は対面授業時または関大LMSのメッセージで受け付けます