- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40573
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 環境と経済
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 宮永 健太郎
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
“環境”と“経済”は、いかなる関係にあるのでしょうか? そして、いかなる関係であるべきなのでしょうか? あるべき“環境”と“経済”の先には、いったいどんな社会が待っているのでしょうか?… 本講義では、「環境問題とは何か」「なぜ環境問題は起こるのか」「どうすれば環境問題は解決するのか」といったテーマについて、「環境と経済」という視点から考えます。そして、環境問題とその解決策に関する基礎的な知識を習得してもらいます。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
②経営学・商学分野の基本知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
到達目標 / Course Objectives
・環境問題の内容を具体的かつ包括的に把握し、環境と経済の関係について理解する。
・公害や地球環境問題の具体的な問題構造も参照しつつ、環境問題を引き起こす社会経済メカニズムについて学ぶ。
・いくつかの代表的な環境問題、そして社会を構成するさまざまな主体(企業、NPO・NGO、行政など)の取り組みに焦点を当てつつ、環境問題の解決に向けた現状や課題を考えるための基礎的な知識を身につける。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション
第2回 環境問題は“マネジメント”に何を提起したか?
第3回 環境問題とその発生メカニズム
第4回 持続可能な発展(sustainable development)
第5回 ごみ問題と循環型社会(1):ごみ問題の現状と構造
第6回 ごみ問題と循環型社会(2):循環型社会とサーキュラーエコノミー
第7回 地球温暖化問題と脱炭素社会(1):「環境と経済」から見た地球温暖化問題
第8回 地球温暖化問題と脱炭素社会(2):脱炭素型エネルギーシステム
第9回 地球温暖化問題と脱炭素社会(3):脱炭素型社会経済システム
第10回 生物多様性問題と自然共生社会(1):生物多様性から考える環境と経済
第11回 生物多様性問題と自然共生社会(2):自然共生社会の可能性と展望
第12回 水資源・環境問題と水資源・環境保全(1):水資源問題とその構造
第13回 水資源・環境問題と水資源・環境保全(2):水環境問題と水災害問題
第14回 持続可能な発展と環境ガバナンス
第15回 全体とりまとめと振り返り授業時間外学習 / Expected work outside of class
必要な事前・事後学習時間を確保し、知識の習得に努めてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
小テスト(55%)、定期試験(45%)
詳細は、第1回の講義で説明します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
講義で学んだ知識をきちんと習得できているか、そしてその知識を用いて環境問題の現状や課題をきちんと把握・説明できるかを評価します。
詳細は、第1回の講義で説明します。
- 教科書
Textbooks 宮永健太郎 『持続可能な発展の話:「みんなのもの」の経済学』 岩波書店 978-4004319740
-
参考書
References 具承桓編著 『マネジメント・リテラシー(第2版):社会思考・歴史思考・論理思考』 白桃書房 978-4561257653
- フィードバックの方法
Feedback Method 詳細は、第1回の講義で説明します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メール:miyanaga@cc.kyoto-su.ac.jp
- 備考
Other Comments 教員に質問がある場合、LMSのメッセージ機能ではなく、電子メールを使っていただくようお願いいたします。