- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商
- 時間割コード
Course Code - 40564
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 消費論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 岸谷 和広
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
現代市場の特質として不確実性が挙げられている。おびただしい数の製品ラインやアイテム、さらにはそれらを基本しながらのカスタマイズなどは不確実性の源泉である消費者趣向の多様化に対応していると言えよう。それだけが不確実性を増大させているわけではない。消費者のニーズそれ自体移ろいやすい、市場の不安定性を生み出している。同じ消費者であっても、今日と近い将来においてさえ同じ趣向があるとは限らない。こうした多様な消費行動をさまざまなモデルを用いて講義する。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(商学部)
1.知識・技能
③専修に関わる専門知識の修得。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をも つ。
②企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮できる。
3.主体的な態度
自ら諸問題を発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
本講義の到達目標は、
1)消費者行動の基本的な原理を理解すること
2)それから派生する消費者行動モデルの可能性を理解すること
以上である。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1.イントロダクション
講義の全体的概要を説明する。
2.現代の市場特質(マーケティングの課題)
市場セグメントやターゲットの現代的特性を理解する。
3.知覚
消費者の知覚プロセスを理解する。
4. 動機
動機付けと学習を理解する。
5.記憶
記憶と連想ネットワークを理解する。
6.態度(1)
階層効果モデルを理解する。
7. 態度(2)
認知と感情を理解する。
8.情報処理モデル(1)
消費者行動の情報処理モデルを理解する。
9.情報処理モデル(2)
ヒューリスティックスを理解する
10.情報処理モデル(3)
行動経済学での消費者バイアスを理解する。
11.非計画購買
衝動買いとインストアマーチャンダイジングを里悪する。
12.集団と文化
準拠集団と文化資本を理解する。
13.SNSと消費行動(1)
口コミの効果やそれに対する懐疑心や過剰な自信を理解する
14.SNSと消費行動(2)
ブランド、アイデンティティ、承認欲求を理解する。
15.おわりに
全体の総括をする.授業時間外学習 / Expected work outside of class
シラバスで指定している教科書や参考書の範囲を読み、内容を把握するように予習すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
関大LMSでの小テスト(20%)と、定期試験(80%)で評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業の理解度で評価する。
- 教科書
Textbooks 松井剛、西川英彦編 1からの消費者行動 硯学舎
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
Other Comments 講義の変更等などの受講生への連絡はインフォメーションシステム講義連絡を用います。