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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
30769
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
経済学演習1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B12
担任者名
Instructor
野坂 博南
曜限
Day/Period
月2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

雇用と労働市場の経済分析

演習では主に労働経済学を研究する。研究分野としては、働き過ぎ、ワークライフバランス、(アルバイト・派遣労働などの)非正規雇用、失業、外国人労働、就活、高齢者の雇用、格差問題などがある。また、少子化や未婚化・晩婚化問題も働き方との関係から分析されており、さらに、教育と労働の関係、雇用・賃金差別の問題も含まれる。

ゼミでは、理論とデータ分析の基礎を習得し、最終的には卒業論文を完成させることを目標とする。そのために、3年次では教科書や政府の労働経済白書等を利用して理論や統計調査に関する理解を深める。これらを踏まえて、班に分かれてテーマを決め研究報告等を行う。4年次では主に卒業論文を完成させることになる。いくつかの行事に参加する予定なので、積極的な参加姿勢がゼミでは求められる。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(経済学部)
1.知識・技能
  ① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
  ② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
  ② いかなる状況の変化に対しても深い洞察力を持って問題解決に向け「考動」できる。
3.主体的な態度
  自身の役割に責任を持ち、他者と協働しながら経済学を体系的に修得している。そして、経済が直面する課題を自ら発見し、その解決に向けて主体的に取り組み、社会に積極的に貢献しようと努力できる。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・研究に必要な労働経済学の基礎知識を理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自律的に研究を遂行し、プレゼンテーションや課題作成を行うことができる。
③主体的な態度の観点
・積極的に授業に参加し、主体的に研究や課題を行うことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1週 授業のガイダンス、担当の割り当て
第2週〜第14週 論文・白書などの輪読、データ分析や論文作成などの研究活動。研究成果の報告
第15週 演習のまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

報告に際しては準備を十分に行うこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常点(出席、発言、報告などの授業参加、レポート)100%。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・報告や課題などの内容
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・発言や報告、課題などの内容
③主体的な態度の観点
・授業参加への積極性

教科書
Textbooks

参考書
References

厚生労働省  『労働経済の分析』(各年)  (厚生労働省ホームページよりアクセス可能)
太田聰一・橘木俊詔  『労働経済学入門 新版』  (有斐閣)    9784641163935
川口大司  『労働経済学-理論と実証をつなぐ』  (有斐閣)  9784641165076
友原章典  『文系のためのPythonデータ分析』  (有斐閣)  9784641166363

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
・授業開始時に指示する。
その他
・メールアドレス:hnosaka★kansai-u.ac.jpまでメールで連絡する(★記号を@に置き換える)。 

備考
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