- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経
- 時間割コード
Course Code - 30675
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 法と経済学1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 座主 祥伸
- 曜限
Day/Period - 火4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
経済学と法学の学際的研究として発展してきた「法と経済学」について概説 します。法と経済学は、経済学においてはさまざまな法制度と法に関わる現象 の分析に主にミクロ経済学を応用する分野であり,法学においては経済学をツ ールとして法制度を分析する基礎法学の分野に属します。分析ツールとして経 済学を身につけることで、法制度の効果・影響についてより深く理解すること を目標とします。
「法と経済学1」では、主に法規制が市場に与える影響を考察します。講義は 、初級ミクロ経済学の知識・考え方を用いますが、簡単に復習も行います。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(経済学部)
1.知識・技能
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
到達目標 / Course Objectives
この講義で求められる「基礎的な知識・技能」は、経済学の知識・考え方(限界的な意思決定、余剰分析、補償原理、外部性、コースの定理等)です。
「思考力・判断力・表現力等の能力」を確認するため、小テストや学期末の到達度の確認において、基本問題や応用問題を解きます。日々の学習において「主体的に」また「協働的に」学ぶことが求められます。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
① 講義ガイダンス(第1週)
② 経済学の基本概念の確認:合理性、事前と事後、パレートの基準、カルドア-ヒックスの基準(第2〜4週)
③ 金利規制と余剰分析(第5〜7週)
④ 小テスト(第8週)
⑤ 合法と非合法(第9〜10週)
⑥ コースの定理と環境問題(第11〜13週)
⑦ 予備または復習(14週)
⑧ 解説(第15週)授業時間外学習 / Expected work outside of class
受講前に、初級ミクロ経済学、特に余剰分析(消費者余剰、生産者余剰、死荷重(余剰の損失))についてミクロ経済学のテキストを用いて復習・確認することを薦めます。
指定しない限り予習は必要ないが、講義後、レジュメ、提示した参考書等を用いて必ず復習すること(大学の講義は、講義中だけだは完全に理解できません!)。講義中は集中し、講義後は復習することが求められます。
授業時間外で、演習として時間が許す限り複数回の問題演習・小テストを行う予定である。小テストは、関大LMS上で行う。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
「到達度の確認(60%)」と「小テスト(40%)」で評価します。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
法と経済学のトピックにおいて、経済学の考え方を理解できているか(経済学的思考方法ができているか)で判断します。
- 教科書
Textbooks 常木淳 法律家をめざす人のための経済学 岩波書店 978ー4−00−028916−0
-
参考書
References Donald Wittman Economic Foundations of Law and Organization Cambridge University Press
ロジャー・ミラー他 経済学で現代社会を読む 日本経済新聞社 旧阪の方が解説編が付いており、グラフでの理解を深めやすい。
八田達夫 ミクロ経済学Expressway 東洋経済新報社
宍戸善一・常木淳 「法と経済学」 有斐閣
福井秀夫 ケースからはじめよう法と経済学 日本評論社
八田達夫 ミクロ経済学1 東洋経済新報社
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テストや演習問題の結果を基に、解説等行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー 講義後
直接研究室に来ても可能な限り対応するが、事前にメール(zasu@kansai-u.ac.jp)で約束を行うことが望ましい。
- 備考
Other Comments