- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経
- 時間割コード
Course Code - 30648
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本経済史2
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 関谷 次博
- 曜限
Day/Period - 月2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
歴史のある出来事は、それ以前の歴史の積み重ねにおいて成り立っており、現在もそうした歴史の積み重ねによって成り立っています。日本経済史では、現代を捉え、将来の指針を提言するためにも、歴史の成り立ちから分析するという方法を用います。
戦前から戦後にかけての経済成長を理解するには、GDP(かつてはGNPが主)といった基礎的な経済統計データも理解しなければなりません。また、GDPの成り立ちを理解するためには、簡単なマクロ経済学の理論が必要です。講義では、経済統計データの数的処理による分析や、簡単なマクロ経済理論の解説もおこないます。
以上を通じて、日本の歴史について経済理論をベースに理解し、その理解にもとづいて自身の考えを述べることができる。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(経済学部)
1.知識・技能
① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
② いかなる状況の変化に対しても深い洞察力を持って問題解決に向け「考動」できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
日本の歴史について経済理論をベースとした理解ができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
日本経済史についての理解をまとめ、自身の言葉を補って説明することができる。
③主体的な態度の観点
従来の学説に対して自分なりの考えを示すことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 近代(戦前)・現代(戦後)の経済成長
第2回 近代経済成長:日清・日露戦後経営
第3回 近代経済成長:第一次大戦ブームとその反動
第4回 近代経済成長:近代産業と在来産業
第5回 近代経済成長:無制限労働供給
第6回 近代経済成長:戦時経済統制
第7回 第1回確認テスト
第8回 第1回確認テストの解説
第9回 現代の経済成長:戦後経済復興
第10回 現代の経済成長:産業再編
第11回 現代の経済成長:高度経済成長
第12回 現代の経済成長:転換点
第13回 現代の経済成長:経済成長を問う
第14回 第2回確認テスト
第15回 第2回確認テストの解説授業時間外学習 / Expected work outside of class
各回において当該内容の歴史的背景を理解した上で授業に臨む予習は30分程度、各回講義終了後の復習は30分程度を必要とする。
確認テストの対策にはそれまでのまとめや資料整理をおこなう必要があり、これに1時間程度、確認テスト終了後の復習として1時間程度を必要とする。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
期末レポート(60%)、確認テスト(各20%×2回=40%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
日本経済史の重要用語を適切に用いる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
理解した内容を自分の言葉で論説できる。
③主体的な態度の観点
自身の考えを他の文献等を読み合わせて意見を述べる。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 沢井実・谷本雅之 日本経済史 有斐閣 9784641164888
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
各回の講義終了後(事前にアポイントを取ってくれると確実です。)
その他
メールアドレス:sekiya@eb.kobegakuin.ac.jp
メールでの問い合わせの際は、「大学名、学籍番号、氏名」を明記してください。
- 備考
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