- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経
- 時間割コード
Course Code - 30703
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ビジネス・エコノミクス1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 西川 浩平
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
経済活動がグローバル化・多様化する現在、継続的な成長を目指す企業には、これまで以上に戦略的な行動の実践が求められています。つまりは、企業は自社に何が求められ、何を取捨選択していく必要があるのかを把握し、それらを効率的に実行していくことが経営上の重要な課題といえます。ビジネス・エコノミクスは、このような企業経営をめぐる諸問題に経済学の方法論でアプローチする学問です。
ただし、多くの産業・市場は政府の規制による制約を受けており、意思決定が完全に自由なわけではありません。この点を踏まえ、本講義では企業戦略に焦点を当てる前段階として、第二次世界大戦以降の経済政策(主に産業政策、競争政策)に焦点を当て、政策が導入された背景を理解し、その上で市場へ及ぼした影響について学習します。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(経済学部)
1.知識・技能
① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
② いかなる状況の変化に対しても深い洞察力を持って問題解決に向け「考動」できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・日本における近年の産業政策、競争政策の動向を理解している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自分で理解したことを、口頭および文章で分かりやすく人に説明することができる。
③主体的な態度の観点
・日本全体のみならず個別産業への関心を高め、各産業に導入された政策の課題やその改善点を挙げることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 戦後の産業育成政策(1)
第3回 戦後の産業育成政策(2)
第4回 戦後の産業育成政策(3)
第5回 国際摩擦(1)
第6回 国際摩擦(2)
第7回 国際摩擦(3)
第8回 規制緩和・規制改革(1)
第9回 規制緩和・規制改革(2)
第10回 規制緩和・規制改革(3)
第11回 新たな経済政策(1)
第12回 新たな経済政策(2)
第13回 新たな経済政策(3)
第14回 新たな経済政策(4)
第15回 講義のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
日頃より新聞等に目を通し、日本経済への関心を高めて下さい。講義資料、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をして下さい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
中間試験(30%)と定期試験(70%)の合計で評価します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・基本的な概念や用語の定義・内容を問う設問
・語句説明問題
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・日本企業を取り巻く環境について、その現状、課題、およびそれに伴う政策等に関する論述問題
③主体的な態度の観点
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 伊藤元重 ビジネス・エコノミクス(第2版) 日本経済新聞出版 978-4532323806
小田切宏之 産業組織論 -- 理論・戦略・政策を学ぶ 日本経済新聞出版 978-4641165533
大橋弘 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる・実戦編 KADOKAWA 978-4046060747
- フィードバックの方法
Feedback Method 中間試験の解答を関大LMSに掲示し、自己採点できる形で実施する。
また、中間試験の講評および解説を掲載し、間違えた問題の復習ができるよう配慮する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
・授業の前後に対応する。それ以外を希望する場合は、k_nishi@kansai-u.ac.jpまで連絡してください。
- 備考
Other Comments 毎週の講義前日までに、関⼤LMSを通じて講義資料をアップロードします。中間試験についても同様に、関大LMSを通じて解答してもらいます。