2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
経/社
時間割コード
Course Code
30674
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
人口学2
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
水落 正明
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

<秋>
講義(対面型)

言語 / Language

<秋>
日本語(Japanese)


授業概要 / Course Description

<秋>
少子化、非婚化、高齢化など社会問題となっている人口事象は、社会経済に影響を与えるとともに、社会経済から影響を受けて生じた問題と言えます。この授業では、そうした人口事象の原因や社会にもたらす影響、関連政策について経済学および実際のデータを用いて学びます。人口経済学2では、人口変動と経済成長の関係などマクロ的な視点を中心に学んでいきます。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

<秋>
(経済学部)
1.知識・技能
  ① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
  ② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
3.主体的な態度
  自身の役割に責任を持ち、他者と協働しながら経済学を体系的に修得している。そして、経済が直面する課題を自ら発見し、その解決に向けて主体的に取り組み、社会に積極的に貢献しようと努力できる。

到達目標 / Course Objectives

<秋>
①知識・技能の観点
・人口事象について経済学的な視点から考察できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・人口問題への対策について経済学的な視点から考案できる。
③主体的な態度の観点
・人口問題に関するデータを自ら見つけ分析することができる。

授業手法 / Teaching Methods

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

<秋>
第1回  人口問題の現状 日本と世界の人口構造・動向
第2回  人口変動と経済成長1 ソローモデル
第3回  人口変動と経済成長2 世代間関係
第4回  人口変動と経済成長3 人的資本
第5回  人口変動と経済成長4 貯蓄・投資、技術進歩
第6回  高齢社会の経済学1 高齢者の就業意欲
第7回  高齢社会の経済学2 高齢者の労働供給
第8回  高齢社会の経済学3 高齢者と年金・定年制度
第9回  高齢社会の経済学4 高齢者の引退プロセス
第10回  高齢社会の経済学5 高齢者の引退と健康
第11回  人口と経済政策1 少子化対策
第12回  人口と経済政策2 社会保障制度改革
第13回  人口と経済政策3 成長政策
第14回  人口と経済政策4 教育改革
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

<秋>
授業で出す課題に取り組んでください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

<秋>
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)、課題(30%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

<秋>
①知識・技能の観点
・基礎的な用語や内容を問う設問(30%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・人口事象に対する経済学的理解に関する論述問題(40%)
③主体的な態度の観点
・授業で課される課題への取り組み(30%)

教科書
Textbooks

<秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>
指定しません。

参考書
References

<秋>
加藤久和  『人口経済学入門』  (日本評論社)  978-4-535-55239-5
松浦司  『現代人口経済学』  (日本評論社)  978-4-535-55950-9

備 考 / Note=====================================
<秋>

フィードバックの方法
Feedback Method

<秋>
授業で出す課題について、次回の授業で解説やコメントを行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

<秋>
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。

備考
Other Comments

<秋>
データ分析を行うのでPCを持参してください。
人口経済学1を履修済みであることが望ましい。