- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/社
- 時間割コード
Course Code - 30672
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 人口学1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 水落 正明
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
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講義(対面型)
言語 / Language
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日本語(Japanese)授業概要 / Course Description
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少子化、非婚化、高齢化など社会問題となっている人口事象は、社会経済に影響を与えるとともに、社会経済から影響を受けて生じた問題と言えます。この授業では、そうした人口事象の原因や社会にもたらす影響、関連政策について経済学および実際のデータを用いて学びます。人口経済学1では結婚、出産などミクロな人口行動を中心に学んでいきます。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
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(経済学部)
1.知識・技能
① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
3.主体的な態度
自身の役割に責任を持ち、他者と協働しながら経済学を体系的に修得している。そして、経済が直面する課題を自ら発見し、その解決に向けて主体的に取り組み、社会に積極的に貢献しようと努力できる。
到達目標 / Course Objectives
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①知識・技能の観点
・人口事象について経済学的な視点から考察できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・人口問題への対策について経済学的な視点から考案できる。
③主体的な態度の観点
・人口問題に関するデータを自ら見つけ分析することができる。
授業手法 / Teaching Methods
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
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第1回 人口問題の現状 人口構造と人口動態
第2回 人口問題と経済学 人口経済学とは
第3回 出生の経済学1 出生力変動の諸理論
第4回 出生の経済学2 効用関数アプローチ
第5回 出生の経済学3 子どもの質・量モデル
第6回 出生の経済学4 家計内生産理論
第7回 出生の経済学5 少子化の要因の実証分析
第8回 結婚の経済学1 比較優位と結婚
第9回 結婚の経済学2 結婚のメリット・デメリット
第10回 結婚の経済学3 結婚市場と配偶者探し
第11回 結婚の経済学4 非婚化・晩婚化の要因分析
第12回 家族の経済学1 夫婦の時間配分
第13回 家族の経済学2 世帯の意思決定
第14回 家族の経済学3 世代間の関係
第15回 まとめ
授業時間外学習 / Expected work outside of class
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授業で出す課題に取り組んでください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
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定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)、課題(30%)
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
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①知識・技能の観点
・基礎的な用語や内容を問う設問(30%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・人口事象に対する経済学的理解に関する論述問題(40%)
③主体的な態度の観点
・授業で課される課題への取り組み(30%)
- 教科書
Textbooks <春>
備 考 / Note=====================================
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指定しません。
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参考書
References <春>
加藤久和 『人口経済学入門』 (日本評論社) 978-4-535-55239-5
松浦司 『現代人口経済学』 (日本評論社) 978-4-535-55950-9
備 考 / Note=====================================
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- フィードバックの方法
Feedback Method <春>
授業で出す課題について、次回の授業で解説やコメントを行います。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact <春>
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments <春>
データ分析を行うのでPCを持参してください。