- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文/経
- 時間割コード
Course Code - 30615
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 経済統計学1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 宇都宮 浄人
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
日々起こる経済の動きを的確に判断するためには、統計データに基づいて考えることが重要です。統計データは、現に起こっている事実関係を把握するためだけではなく、国際的・歴史的な視野から今日の実体経済を判断したり、経済政策の効果を検証したりするときに欠かせない基礎資料です。
本講義では、統計実務も踏まえながら、各種経済統計の体系や利用法を解説します。一見客観的にみえる統計データの作成方法や考え方を理解し、経済統計の意義と限界を知ることで、真実をつきとめる難しさと面白さも学びます。数学的な知識は前提としませんが、毎回、新聞等のニュースからも具体的なデータを採り上げ、日本経済の現状や課題も学びます。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(経済学部)
1.知識・技能
① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
3.主体的な態度
自身の役割に責任を持ち、他者と協働しながら経済学を体系的に修得している。そして、経済が直面する課題を自ら発見し、その解決に向けて主体的に取り組み、社会に積極的に貢献しようと努力できる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
経済統計の基礎的な知識を習得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
経済統計を用いた日本経済の分析方法を学ぶ。
③主体的な態度の観点
経済統計を通じて日本経済の現状と課題を学ぶ。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
(経済統計学の基礎と論点)
第1回 経済統計とは何か
第2回 経済分析と経済統計
第3回 経済統計をめぐる論点1
第4回 経済統計をめぐる論点2
第5回 標本調査のしくみ
(国民経済計算と関連統計)
第6回 国民経済計算のしくみ
第7回 GDPと関連統計
第8回 産業連関表
第9回 国際収支統計
第10回 為替レートと貿易
(景気と統計)
第11回 企業活動と統計
第12回 生産と産業1
第13回 生産と産業2
第14回 景気分析と統計
(復習)
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
日々新聞等の経済関連ニュースに目を通し、毎週2つの記事を選んでコメントすること。
学期中に課される宿題を行うこと。
授業資料、教科書、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(80%)、宿題等(20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
各回で取り上げた基本的な概念について正しく理解できているかどうかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
簡単な計算問題を通じて、経済統計を用いた思考力を評価する。
③主体的な態度の観点
新聞記事等に対する理解を通じて、日本経済の現状や課題を主体的に考えているかを評価する。
- 教科書
Textbooks 御園謙吉・良永康平編 『よくわかる統計学Ⅱ経済統計編 第2版』 (ミネルヴァ書房)
-
参考書
References 梅田雅信・宇都宮浄人 『経済統計の活用と論点 第3版』 (東洋経済新報社)
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 初回及び第2回の授業で指示する。
- 備考
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