- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 20169
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スピリチュアリティと宗教性の心理学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 村上 祐介
- 曜限
Day/Period - 火5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する理論，基本概念，研究法，臨床実践についての理解を深める科目である。市井の人々の生活，あるいは教育，臨床，福祉といった領域で，スピリチュアリティ／宗教性が果たす役割について検討する。
授業は，これらのトピックに関する学術書および学術論文の輪読を行う形式で進めていく。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する基礎知識を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する諸研究に対して，自分なりの意見をもち，またそれを的確に表現することができるようになる。
③主体的な態度の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関連する学術書や学術論文を自ら読み進められるようになる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換（グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む）
・プレゼンテーション（スピーチ、模擬授業等含む）
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション
第2回 宗教の恩恵
第3回 宗教と集団
第4回 宗教と文化の共進化
第5回 子どもの宗教性/スピリチュアリティ1
第6回 子どもの宗教性/スピリチュアリティ2
第7回 カルト
第8回 死者の力
第9回 チベットの死者の書1
第10回 チベットの死者の書2
第11回 呪いと祈り1
第12回 呪いと祈り2
第13回 スピリチュアリティと現代1
第14回 スピリチュアリティと現代2
第15回 総評とまとめ
なお、進行度・理解度によって内容を変更する場合がある。授業時間外学習 / Expected work outside of class
指定する学術文献を事前に読み込み，所定の予習シートに感想，疑問点等を記入した状態で授業に臨む。
毎回，1章分の予習が必要となるため，履修にあたってはその点を十分に理解すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
予習（35%），議論への積極的参加（35%），レポート（30％），その他の追加課題等で総合的に評価する。
※受講者数や，進捗に応じて変更になる場合がある。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する基礎知識を修得している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する諸研究に対して，自分なりの意見をもち，またそれを的確に表現できている。
③主体的な態度の観点
スピリチュアリティと宗教性の心理学に関する問題意識を自分なりに有し，主体的な学びを展開できている。
- 教科書
Textbooks
教科書の指定はない。
-
参考書
References ノレンザヤン・A. 藤井 修平・松島 公望・荒川 歩 (監訳) 『ビッグ・ゴッド−変容する宗教と協力・対立の心理学』 （誠信書房）
高橋 原・堀江 宗正 死者の力：津波被災地「霊的体験」の死生学 （岩波書店）
中村 雅彦 呪いの研究 （トランスビュー）
適宜、紹介または配布する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSのメッセージ機能でご連絡ください。
- 備考
Other Comments 一方向的な講義スタイルではなく，受講生が事前に指定文献を読み込み，授業当日に活発なディスカッションを行う授業です。