- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 20130
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ICTを活用した教育に関する理論及び方法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋(隔・ク)/1
- 担任者名
Instructor - 石井 康博
- 曜限
Day/Period - 土1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
授業の概要
1.ICTを活用した教育を進める際の効果および課題を理解する。
2.ICTを実際の授業に活用する際の留意事項を知り、特定の教科を設定し、学習指導案を作成する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
教育現場におけるICTを活用した教育の現状を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ICTを活用した教育に関する効果および課題を捉えることができる。
③主体的な態度の観点
小学校における特定の教科を設定して、ICT活用の位置づけから教材を解釈し、学習指導案を作成することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ICTを活用した教育の現状を概観し、教育メディアとしてのICT、学習環境に関わる課題(支援を要する児童への対応およびICT支援員などの外部人材の活用を含める)を理解する。
第2回 これまで教室がどういった歴史と辿ってきたかを概観し、教育データの活用方法および情報通信技術(統合型校務支援システムを含める)の効果的な活用の仕方を知る。
第3回 遠隔授業の実際を知り、ICT機器を操作する際の課題および教育目的と操作の間に生じる齟齬 を捉え、具体的な課題解決の手立てを検討する。
第4回 教育メディアの使い分けを身体性の視点から考える。さらに「見る」という視点から、iPadおよび紙、さらに電子黒板と黒板それぞれの活用上の相違について検討する。
第5回 小学校の教科指導において、特定の教科における教材を対象として、ICT機器の活用(デジタル教科書の実際の利用)から教材を解釈する。
第6回 ICTを活用した 学習指導案を作成する。その際、情報活用能力(情報モラル)に対する児童への基礎的な指導法に留意して作成する。また「つかう」「わかる」という利用および認識の側面からICT機器の在り方を検討する。
第7回 ICTを活用した 算数科学習指導案を作成し、授業の実際の構想を発表する。①
第8回 ICTを活用した 算数科学習指導案を作成し、授業の実際の構想を発表する。②
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業資料、教科書、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
・授業資料、教科書を、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度(40%)、レポート(30%)、実習(学習指導案作成)に対する取り組み(30%)により評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・小学校におけるICT環境に関わる事項のあらましを知ることができたか。
・小学校におけるICT環境およびICT活用の内容を検討し、授業実践をデザインし、模擬的な授業を行うことができたか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ICT活用のために、課題を明確にして、課題をもとにして次の実践につなげるための方法を計画することができたか。
③主体的な態度の観点
・小学校において、ICTを進んで活用する意識をもって、実践するための知識や方法を進んで知ろうとしていたか。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 近藤勲・黒上晴夫・堀田龍也・野中陽一(2015) 『教育メディアの開発と活用』(教育工学選書7) ミネルヴァ書房
赤堀侃司編(2011) 『電子黒板・デジタル教材活用事例集』 教育開発研究所
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
木曜3時限に研究室で対応します。
メールアドレス
yishii@kansai-u.ac.jpまでメールでご連絡ください。
その他
- 備考
Other Comments 授業は8時間を隔週で実施します。
第1回目に,授業計画を伝えるため,
必ず出席してください。