- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21733
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ドイツ語学研究b
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 工藤 康弘
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
今から1000年以上も前、ドイツ人たちはキリスト教を受け入れようとして聖書の内容をドイツ語にしました。800年ほど前は宮廷文化が花開き、ミンネザングで愛を歌い、叙事詩でもって騎士道を語りました。500年くらい前は散文作品が庶民の生活を生き生きと描いています。この授業ではgutをguotと言い、undをvndと書いていた昔のドイツ語を観察し、その背後にある言語文化を紹介します。授業では社会的、文化的な話もしますが、言語的、文法的な話が中心となります。従って受講生はある程度ドイツ語の知識を持っていることが望ましい。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
ドイツ語史の各時代の特徴を知っている。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
現代ドイツ語の特徴をドイツ語史の観点から説明できる。
③主体的な態度の観点
ドイツ語史に関して自分の意見や疑問点を表明することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 インドヨーロッパ語族、ゲルマン民族
第2回 第一次子音推移、ゲルマン語の特徴、ゴート語
第3回 第二次子音推移 / 高地ドイツ語と低地ドイツ語
第4回 ドイツの初期の歴史 / ドイツ語の時代区分
第5回 古高ドイツ語(言語的特徴)
第6回 古高ドイツ語(主の祈り、メルゼブルクの呪文)
第7回 中高ドイツ語(言語的特徴)
第8回 中高ドイツ語(宮廷文学、ミンネザング)
第9回 中高ドイツ語(ニーベルンゲンの歌)
第10回 近世ドイツの社会状況と言語文化(印刷術、ルター)
第11回 近世ドイツの文学
第12回 初期新高ドイツ語(書記法、母音)
第13回 初期新高ドイツ語(子音、形態論、統語論)
第14回 ルター聖書
第15回 新高ドイツ語授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回配布される資料を整理し、次の授業に備える。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
ドイツ語史の各時代の特徴を知っているか(40%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
現代ドイツ語の特徴をドイツ語史の観点から説明できるか(40%)
③主体的な態度の観点
ドイツ語史に関して自分の意見や疑問点を表明することができるか(20%)
- 教科書
Textbooks
毎回、プリントを配布します。
-
参考書
References
授業で紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業の最後に受講生から、簡単な感想や質問を書いて提出してもらい、次の授業で教員がそれに対するコメントや回答を述べます。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
月曜2限
その他
LMSのメッセージを使って連絡してください。
- 備考
Other Comments