- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21088
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ヨーロッパ文化専修研究1(ドイツ言語文化)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 林 英哉
- 曜限
Day/Period - 金3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「ドイツ言語文化研究への招待」
ドイツ言語文化と具体的には何を指すのでしょうか。ドイツ語を話す人々が生み出した文学作品、哲学的著作、歴史資料、新聞やネットの記事、会話など多岐にわたります。
現在、社会は言葉によって構成・構築されていると考えられています。たとえば「男性はこうあるべきだ」や「人は自然を大切にしなければならない」といった社会規範は、それ自体が一つの言説であり、社会において形成された言語文化そのものです。したがって、ドイツ語が話されている社会におけるありとあらゆる事象がドイツ言語文化研究のテーマとなりうるのです。
この授業では様々な研究テーマを取り上げ、近年の研究論文を紹介しながら研究の手法を学んで行きます。同時に学生自身にも、毎回の調べ物やテクストを読む課題をつうじて、主体的な学びを行ってもらいます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・ドイツ言語文化研究が対象とする様々な研究テーマについての基礎的・発展的知識を得る。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・個別の研究論文について批判的に論じることができる。
③主体的な態度の観点
・研究テーマの関連概念や関連論文について主体的に調べ、適切な情報を見つけることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
毎回事前に提示したテーマを図書館で調べる、もしくは配布した論文を読む課題を出します。そして近年の研究論文をもとにして講義を行っていき、それに対するコメントを発言してもらいます。また、研究テーマを選び、関連論文を批判したレポートをを執筆してもらいます。
第1回 授業の導入
第2回 ナチス・ドイツ
第3回 移民問題
第4回 フェミニズム、ジェンダー
第5回 エコロジー、SDGs
第6回 食文化、健康
第7回 教育(シュタイナー教育)
第8回 宗教(ルター)
第9回 日独関係(ケンペル)
第10回 音楽(ベートーヴェン)
第11回 芸術(表現主義)
第12回 建築(バウハウス)
第13回 思想(ニーチェ)
第14回 心理学(フロイト)
第15回 文学(カフカ) 授業のまとめ
※取りあげるテーマは変更されることがあります。授業時間外学習 / Expected work outside of class
次回の授業で扱うテーマに関する課題に取り組むこと。
授業の感想や質問があれば、関大LMS上に記入すること。
レポートを執筆するための研究テーマ選定と資料集めを行うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度と毎回の課題(60%)、期末レポート(40%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
① 知識・技能の観点
・ドイツ言語文化研究が対象とする様々な研究テーマについての基礎的・発展的知識を十分に身に着けたか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・個別の研究論文について批判的に論じることができるか。
③ 主体的な態度の観点
・研究テーマの関連概念や関連論文について調べ、適切な情報を見つけることができるか。
- 教科書
Textbooks
課題は関大LMSを通じてPDFデータで配布する。ハンドアウトは適宜授業中に配布する。
-
参考書
References
授業時に紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業後に提出された質問は次の授業時に回答する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワーと授業前後に対応します。
その他 関大LMSのメッセージ機能を使って連絡してください。
- 備考
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