2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
20017
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
ICTベーシックス
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
8
担任者名
Instructor
柴田 一
曜限
Day/Period
金4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 現代は未来を予測するのが難しい時代であり,世の中が⼤きく変化する時には,知識の量だけでは通⽤しない。⾃分でいろいろと考えて判断し,表現していくということが重要になる。
 大学における授業においても,教員が受講生に一方的に知識を伝える,知識伝達型の授業よりも,受講生たちが議論したり主体的に考えたりしながら,学んでいくことが重要になっている。新しい学びのキーワードは「思考⼒」「判断⼒」「表現⼒」である。
 したがって本授業は,まず何が問題なのかを発見することから始め,正解のない問題に対して,⾃らの⼒で考えをまとめ,最適と思われる解を導出し,相⼿が理解できるように根拠に基づいて論述・プレゼンする思考⼒・判断⼒・表現⼒を養うことを目標とし,その手段としてパソコン,インターネット,オフィスソフト等のICTを利用する「情報リテラシー」の授業である。
 またその過程で最近話題となっている生成AIも利用する。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・正解のない問題に対して最適と思われる解を根拠とともにICTを利用して導出できる。
・生成AIの特徴(長所・短所)を知り,正しく活用できる。
②思考力・判断力・表現等の能力の観点
・何が問題なのかを発見できる。
・自ら導いた最適解を他人が理解できるように説明できる。
・生成AIをアシスタントとし,自らの思考力・判断力・表現等の能力を高めることができる。
③主体的な態度の観点
・グループワークでリーダーシップを発揮できる。
・授業時間だけでは不足する部分を事前・事後学習で補うことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス
第2回 自己紹介をプレゼンソフトで動画作成
第3回 ブレーンストーミングの方法,生成AIを利用したブレーンストーミング
第4回 プレゼンテーションの方法(プレゼンのルール,スライド作り方の作法
第5回~第7回 身近な問題を発見し,解決策を求め,根拠とともに説明する(グループワーク)
第8回~第10回 世の中の大きな問題を発見し,解決策を求め,根拠とともに説明する(組み替えたグループでグループワーク)
第11回~第14回 ワープロソフトを使用した論文形式の文書の作成
第15回 グループワークの内容を各自論文形式の文書にまとめて提出

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・生成AIの特徴について正しく理解し,自らの能力を高めるためのアシスタントとして日頃から利用すること。
・本授業で学習したワープロソフトを使った論文形式の文書の作成方法を卒業論文だけでなく,普段のレポート作成時にも使用すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題・グループワークでの参画度(58%),授業への取り組み姿勢(42%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・最適と思われる解をまとめた提出物
・ルールに則ったプレゼンテーションおよび資料ができるているか
・論文形式のワープロ文書の完成度
②思考力・判断力・表現等の能力の観点
・提出物の内容
・最適解のプレゼンテーションとその内容
③主体的な態度の観点
・授業やグループワークでの参画度・やる気の度合い

教科書
Textbooks


関大LMSでレジュメを配布する。

参考書
References


適宜指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

プレゼンの際の講評で行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
春学期:金曜日3時限目,秋学期:月曜日5時限目,個人研究室(法文研究室2号棟1階114号室)で行います。事前に連絡してください。 

メールアドレス
文学部ホームページの教員紹介に掲載しています。

その他
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。

備考
Other Comments

本授業では,推奨となっているBYOD(Bring  Your  Own  Device)を活用した演習を行うので,各自パソコンを持参することが望ましい。
また本授業は,全学共通科目「基礎からの情報処理」と併せて履修することが望ましい。