- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21942
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 現代中国論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 小林 正典
- 曜限
Day/Period - 月1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
中国や中国人について、日本との間の政治面での摩擦などから、好感を持たない人が少なくない。多くの場合はテレビなどの報道によって形成されたイメージに囚われ、その現状を正確に理解できないことに原因があるようだ。私は2000年代前半に報道機関の特派員として上海を拠点に中国全省を訪問、北朝鮮の核開発問題を話し合う六カ国協議や小泉元首相の靖国神社参拝に絡む反日デモといった政治の問題、緊密に結びつく日本と中国の経済問題、少数民族が彩る文化活動など多方面の取材をした。さらに帰国後も、観光や技術研修などで日本を訪れる中国人らを取材してきた。授業では新聞記事やニュース・ドキュメンタリー映像、中国映画などを紹介しながら、中国が抱える諸課題を考え、報道が伝えきれない現代中国・中国人の実像に迫りたい。
到達目標 / Course Objectives
①知識技能の観点-現代中国の政治・経済・社会の諸問題についての幅広い知識を身につけている。②思考力・判断力・表現力等能力の観点ー中華圏の人たちの考え方や行動の背景が説明できる。③主体的な態度ー異文化コミュニケーションを通じて、自己を自律的に確立していくことができる。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション
第2回 日本に来る中国人(観光・技術・研修・企業買収など)
第3回 国境を越えるサブカルチャー(マンガ・アニメ・映画・音楽など)
第4回 日系企業の対中ビジネス
第5回 日系企業が直面する諸問題
第6回 反日行動の背景
第7回 日中戦争
第8回 日本統治下の台湾
第9回 国共内戦その後
第10回 一国二制度
第11回 中国の少数民族
第12回 遅れた文化財保護
第13回 血の盟友 北朝鮮
第14回 改革開放に到るまで
第15回 外国人材の活用授業時間外学習 / Expected work outside of class
中国に関する新聞・ニュース報道を日々チェックし、中国に関する映画やドキュメンタリーを視聴すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業中に提出するミニッツペーパー(50%)・授業への積極的な参加の程度(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・授業中に提出するミニッツペーパーで判断する(15%)
・授業への積極的な参加の程度から判断する(15%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・授業中に提出するミニッツペーパーで判断する(15%)
・授業への積極的な参加の程度から判断する(15%)
③主体的な態度の観点
・授業中に提出するミニッツペーパーで判断する(20%)
・授業への積極的な参加の程度から判断する(20%)
- 教科書
Textbooks
適宜資料を配布する
-
参考書
References 堀和生・木越義則 東アジア経済史 日本評論社
一般社団法人アジア太平洋研究所 アジア太平洋と関西 関西経済白書2024 日経印刷
授業内で適宜指示する
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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