- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 20734
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 知へのパスポートa(国語国文学)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/1
- 2
- 担任者名
Instructor - 大島 薫
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
緑川ゆきさんの『夏目友人帳』を題材として「日本文化と、日本人の精神(感情の在り方)」を学んでみましょう。
日本には、古代から、不思議なモノたちが数多く存在していました。しかし不思議なモノたちは近代科学によって否定され、ファンタジーだと認識されています。ただし現在でも、マンガやアニメ、ラノベやゲームそしてもちろん小説にも、そういった存在は活躍しています。存在を否定されたモノたちが、何故これほどに創作されていくのでしょう。
『夏目友人帳』には、妖怪や幽霊そして神様まで登場します。どこかで聞いたことがあるような、そんなノスタルジーを感じさせるストーリーが展開することも、「夏目」を取り上げる理由です。日本の昔話や、古典文学とも比較しなかがら、日本文化や、日本人の感性・精神を読み解いていきましょう。到達目標 / Course Objectives
・妖怪や神様を題材として、日本文化について理解できるようにする
・漫画やアニメを題材として「日本」をどのように知ることができるか、その方法を習得する
・日本人の感性(精神)を考える方法を習得する
①知識・技能の観点
・「主体的・対話的で深い学び」が必要な理由を学習理論を用いて理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・解釈上の問題点について学説及び判例の立場で考えることができる。
・学説・判例がなぜ異なる見解に至るのかを文章で表現できる。
・自分で理解したことを,口頭でわかりやすく人に説明できる。
・協働で物事を解決することができる。
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り,適切な改善点を挙げることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1~5、 あなたは妖怪を知っていますか。「妖怪学」への招待
6~7、 日本人にとって「神様」とは、どんな存在だろう。
8~9、 日本人の精神世界(恋愛・涙・笑いなど)
10~12、「日本の古典文学」に登場する「妖怪」や「神様」を題材として日本文化を考えてみよう
13~14、ジャパニーズ・ポピュラーカルチャーの課題
15、まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
・講義で十分に理解できなかった課題に関して、次の授業までに解けるように復習しておくこと
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度(授業中の発言を含む)(60%)、小テスト(20%)、レポート(20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業に積極的に参加しているか(授業態度)、そして勿論、授業目標到達度をもって、総合的に評価します
① 知識・技能の観点
・小テストを含む最終テスト
・レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・レポート)
② 主体的な態度の観点
・毎回の振り返りと最終振り返りの提出と内容
- 教科書
Textbooks 緑川ゆき 『夏目友人帳』第1巻 (白泉社)
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参考書
References 『新日本古典文学全集』 (小学館)
『新日本古典文学大系』 (岩波書店)
インターネットを使って、日本古典文学や、日本文化の研究を行う方法も習得します。詳細は授業時に指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method SNSを利用します
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 教員との連絡方法は、第一回目の授業において説明します
- 備考
Other Comments 近年、さまざまな情報がインターネット上に公開されています。古典文学をはじめとする、種々の電子テキストもその一つです。こういった電子テキストの利用などもお話したいと思います。