- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 22012
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 図書・図書館史
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 惠阪 友紀子
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
(1)図書の歴史
和本にはさまざまな形態がある。写本や版本といった書写形式だけでなく、綴じ方も多様である。多岐にわたる和本の形態と発展、また印刷技術の発達について、実物および複製本・影印本などを用いて解説する。
(2)図書館の歴史
図書寮や文庫などの書物収集から江戸期の貸本屋を中心に、日本の図書館の発展と歴史を解説する。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・日本における書物の歴史、印刷技術、書物の収集と図書館の発展が理解できる。
・古典籍・和本の取り扱い方が理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・授業で得た知識をわかりやすく説明できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 図書の歴史1 文字および書物以前の歴史
第2回 図書の歴史2 書物の形式1(巻子本・折本)
第3回 図書の歴史3 書物の形式2(冊子本)
第4回 図書の歴史4 書物の形式3(書物以外の形態)
第5回 図書の歴史5 写本と古典文学
第6回 図書の歴史6 写本の修復
第7回 図書の歴史7 中国における印刷技術
第8回 図書の歴史8 平安朝の印刷と仏書
第9回 図書の歴史9 日本中世・近世の印刷
第10回 図書館の歴史1 書物収集の歴史
第11回 図書館の歴史2 文庫の歴史
第12回 図書館の歴史3 江戸の貸本屋
第13回 図書館の歴史4 近代の図書館1(東京書籍館)
第14回 図書館の歴史5 近代の図書館2(地方の図書館)
第15回 図書館の歴史6 現代の図書館・まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
関西大学の図書館には多くの和本が所蔵されている。授業内で扱ったものだけでなく、自分で図書館に行って実際に書物に触れ、その特性を理解すること。
また、地域の図書館などを利用し、それぞれの特徴をまとめること。
【重要】書物の取り扱いには講義で指示する注意点をしっかり守り、慎重に扱うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各回の小レポート(40%)、授業外の課題(30%)、学期末のレポート(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・授業外の課題
・期末レポート
②思考力・判断力の観点
・各回の小レポート(授業内容のまとめ・感想・質問)
- 教科書
Textbooks
授業ごとにプリントを配布する。
-
参考書
References 中根勝 『日本印刷技術史』 (八木書店)
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 『図説書誌学(古典籍を学ぶ)』 (勉誠出版)
宍倉佐敏 『必携古典籍古文書料紙事典』 (八木書店)
国文学研究資料館 『和書のさまざま』 (和泉書院)
その他、適宜紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 各回の始めに、ミニッツペーパーの内容について回答する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
・授業前に対応する
その他
講義中に示すメールアドレスに連絡すること
- 備考
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