2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/政策
時間割コード
Course Code
21823
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
教育と文化の社会学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
宮田 りりぃ
曜限
Day/Period
月5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

「教育と文化の社会学」は、教育の営みを社会学的な視点から捉えようとするものである。それは、教育はどうある「べき」かということを直接問うのではなく、教育は現実にどう「ある」のかを具体的なデータをもとに意味づけていくという特徴を持っている。本講義では、具体的な教育現象をとりあげながら、社会学的なものの見方を身につけることを目的とする。教育という営みが文化的・社会的にどういう意味を持つのかを理解することは、教育実践を行う教師にとっては自らの実践を振り返るために、また社会を構成する一市民として不可欠である。本講義を通して理想論や印象論とは異なる教育の捉え方を学んでほしい。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 人文学の各専門分野の知識を体系的に身につけている。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 自ら課題を発見し、人文学の知見と方法に照らして多角的に探求できる。
③主体的な態度の観点
 社会や文化の多様性を把握し、他者とのコミュニケーションのなかで自己を自律的に確立していくことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  教育社会学の考え方
第3回  試験と学歴
第4回  格差と不平等
第5回  逸脱
第6回  教育の場としての家庭
第7回  ジェンダーと子育て
第8回  学校の中の家族
第9回  見えない教育問題
第10回  善と悪の間から
第11回  「子どものため」の陥穽
第12回  マイノリティの子ども
第13回  移民の子ども
第14回  マイノリティの教育研究と政策
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

適宜小課題を課す。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(100%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

各回で取り上げた事項についての理解度と自身の見解をきちんと持っているかによって総合評価する。

教科書
Textbooks


特になし

参考書
References

相澤真一・伊佐夏美・内田良・徳永智子  これからの教育社会学  有斐閣  978-4-641-20003-6

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

問い合わせは、p205247@kansai-u.ac.jpまで。

備考
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