2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
21037
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
芸術学美術史専修研究4
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
平井 章一
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

近現代美術を私たちの問題として引き寄せるべく、関西(京阪神)における動向に焦点を当て、その特徴や独自性に迫ります。スライド、ビデオ等の視聴覚教材のほか、当時の展覧会目録などの原資料も用いることがあります。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点:関西の近現代美術に関する基礎知識や、資料が乏しい対象を研究する際のフィールドワークの手法を身に付けることを目標にします。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点:美術の動向や史的展開を多元的、多面的に捉える視野を養うことを目標にします。
③主体的な態度の観点:毎回の理解度確認により、問題点を自ら発見し改善に取り組む態度を身に付けることを目標にします。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・フィールドワーク

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  オリエンテーション
第2回  近代美術のあけぼの
第3回  日本画の近代化:国画創作協会
第4回  洋画の隆盛:信濃橋洋画研究所など
第5回  神戸の大正期新興美術運動
第6回  「大大阪」の美術:ロボット洋画協会など
第7回  吉原治良と長谷川三郎
第8回  今も残る近代建築(見学会)
第9回  伝統への反発:日本画・陶芸・書
第10回  反画壇のグループ:デモクラート美術家協会、制作者集団「極」
第11回  具体美術協会
第12回  「近代」への懐疑:グループ〈位〉など
第13回  パフォーマンス:THE  PLAY、JAPAN  KOBE  ZERO
第14回  1980年代の関西ニュー・ウェイブ
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

毎回授業の冒頭に、ミニッツペーパーを用い前回の授業の理解度の確認を行うので、授業後に関大LMSにアップする配布資料、パワーポイント、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習すること。また、授業内容に関連する展覧会を適時紹介するので、その際は積極的に足を運ぶようにしてください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート(60%)、ミニッツペーパーを用いた前回の授業の理解度の確認(20%)、主体的な授業参加(20%)※理由をともなわない遅刻や早退は減点します。また、遅刻者には前回の授業の理解度の確認を行いません。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点:関西の近現代美術に関する基礎知識や、資料が乏しい対象を研究する際のフィールドワークの手法が身に付いているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点:美術の動向や史的展開を多元的、多面的に捉える視野が身に付いているか。
③主体的な態度の観点:毎回の理解度確認により、問題点を自ら発見し改善に取り組む態度が身に付いているか。

教科書
Textbooks


教科書は使用せず、レジュメや資料を配布します。

参考書
References


必要に応じて適時紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

ミニッツペーパーにある質問には、次回授業の冒頭、口頭で回答します。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー(火曜日4限)に個人研究室を訪ねるか、関大LMSの「メッセージ」機能で問い合わせてください。

備考
Other Comments

講義の順序や内容は変更することがあります。
授業でプロジェクターからスクリーンに投射する作品の画像・映像をスマートフォンなどで撮影することは著作権法に触れるため、禁止します。
授業の一環として見学会やフィールドワークを行うことがあります。
関大LMSの「メッセージ」機能で補足事項を連絡することがあるので、常時確認するようにしてください。