- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 20876
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 英米文学英語学専修研究4
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 干井 洋一
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本科目は2クラス開講されています。クラス1である「1組」は文学研究に関心がある受講生を対象としています(ペアとなっている「英米文学英語学専修研究4」の「2組」が英語学に関心のある受講生向けです)。
この授業は、短編作品を対象に作品研究の方法論を具体的に手ほどきすることを目標としています。作品へのアプローチ方法を本授業を通じて身につけるようにしましょう。
「授業内でショートコメントを書くこと」、「配布された作品を事前に分析してくること」が前提となっています。作品研究に関心のある人、作品分析に取り組む意欲のある人が受講すること。
最後に、本授業で学んだ短編分析の手法は長編分析等に対しても有効であることを記しておきます。到達目標 / Course Objectives
短編作品の分析方法を学ぶとともに、その方法に基づく受講者自身の実践(=ミニレポートを書くこと)を通して、英文学研究の諸相を学ぶことを目標とする。
①知識・技能の観点
・毎回提出するミニレポートにおいて学んだ方法論を適切に用いることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自らの分析およびそれを裏付ける論拠をミニレポートで的確に表現することができる。
③主体的な態度の観点
・ミニレポート紹介を通して自らの解釈を分かりやすく伝えることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
本授業は参加型授業であり、毎回課されるショートコメントの提出が不可欠です。具体的には、原作の全文または抜粋(翻訳を同時に配布する場合もある)について、受講生各自がショートコメントを書き、それらを参考にしながら作品分析を深めていく予定です。読者が異なれば、解釈も当然違ってくるという前提で授業を進めますので、自分なりのユニークな解釈をどしどし出して下さい。
以下のような順に行う予定ですが、登録学生数に応じて進め方を変更する可能性があります。
第1回 イントロダクション
第2回 短編作品1についての解説
第3回 同作品のアイロニー分析
第4回同作品のテーマ分析
第5回 同作品についての分析をまとめる
第6ー9回 短編作品2について同種の分析を行う
第10回 短編作品3についての解説
第11回 同作品のエピファニー分析
第12回 同作品についての分析をまとめる
第13ー14回 短編作品4について同種の分析を行う
第15回 全体のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業の前日までに配布資料を読了しておくこと。
事前に与えられた課題について前もって準備しておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業時の提出物(90%)、授業への積極的な取組(10%)が評価基準となる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
短編作品を分析するための主要な方法論を習得すること。
①知識・技能の観点
・毎回提出するミニレポートにおいて学んだ方法論を適切に用いる(50%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自らの分析およびそれを裏付ける論拠をミニレポートで的確に表現(40%)
③主体的な態度の観点
・自らの解釈を分かりやすく伝える(10%)
- 教科書
Textbooks
プリント配布
-
参考書
References
授業において別途指示
- フィードバックの方法
Feedback Method 原則としてミニレポートを提出した翌週に、出来るだけ多くの受講生に各自のミニレポートを受講生全員に向かって読んでもらう。この「ミニレポート紹介」を通して受講生全体へのフィードバックとする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
金曜日の4限目に個人研究室で対応する
授業の前後に対応する
- 備考
Other Comments 一定数以上の出席および授業への積極的参加が不可欠