- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21820
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 教育人類学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 山ノ内 裕子
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
教育人類学とは、子どもについて、そして人間の発達について、文化と社会の側面から学ぶ学問である。教育人類学は、文化人類学の一領域であると同時に、教育学の一領域であるが、その範囲は、驚くほど広い。本講義では、教育人類学で扱う様々なテーマについて解説を行う。
また、12月または11月下旬には、万博記念公園内にある国立民族学博物館にてフィールドワークを実施する。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・教育人類学の理論について理解する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・文化や慣習について、そして時事問題について、教育人類学の理論を用いて、わかりやすく自分の言葉で説明することができる
③主体的な態度の観点
・自分自身の被教育経験や実生活、様々な関心と結びつけながら、教育人類学の講義に取り組むことができる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
・教育人類学とはどのような学問なのか
第2〜3回 文化について考える
・「野生の少年」と文化
・文化はこれまでどのように研究されてきたのだろうか
第4〜6回 人の一生と通過儀礼
・妊娠・出産から誕生まで
・子どもから大人への移行
・老いと死
・現代社会における通過儀礼
第7〜8回 子育て・教育の国際比較
・育児・しつけの国際比較
・学校の国際比較
第9〜11回 文化としての性
・通過儀礼としての「男子割礼」(1)
・現代社会における「男子割礼」(2)
・「女子割礼/FGM」をめぐって
第12回 国立民族学博物館フィールドワーク
第13〜14回 先住民の教育
・「裸足の1500マイル」からみるアボリジニの文化と教育
・アイヌ民族の文化と教育
第15回 まとめとテスト授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布資料やノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
成績評価の割合は、平常試験(70%)、平常点(30%)である。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
① 知識・技能の観点
・最終テスト
・国立民族学博物館フィールドワークレポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・国立民族学博物館フィールドワークレポート
③ 主体的な態度の観点
・毎回の振り返りと最終振り返りの提出と内容
※第15回の授業においては最終テストに加え、ルーブリックを用いて
① 知識・技能の観点
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
③主体的な態度の観点 についてそれぞれ評価を行う。
※原則として、2/3回以上欠席した場合は、評価の対象外とする。
- 教科書
Textbooks
LMSを通じて、授業で使用するプリントを前日までに配布する。
印刷物は配布しないので、PC・タブレットを持参をするか、もしくはプリントを自宅などから印刷して持参されたい。
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参考書
References
適宜、授業時に指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method LMSを利用
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSのメッセージ機能を利用
- 備考
Other Comments ・毎回の授業では、ミニッツペーパーに代わり、毎回LMSにてコメントを提出するため、必要に応じてPCやタブレットを持参すること。
・教育学(教育文化専修の科目または教職科目)や文化人類学などの講義を一つでも受講していることが望ましいが、必須ではない。よって、受講生の既習状況によって、授業計画の一部を変更する場合もある 。