- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21779
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 世界史研究b
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 嶋中 博章
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「時計と暦があれば、宮廷から三百里離れたところでも、ある時刻に王が何をしているのかを知ることができた」。ルイ14世時代の貴族、サン=シモン公のこの証言は、フランス宮廷の特徴を示すものとして、しばしば引用されてきました。しかし近年の宮廷研究は、より無秩序で混沌とした宮廷生活の現実を強調しています。そこでこの講義では、近世フランスの宮廷に暮らす人々の日々の営みと宮廷を舞台に繰り広げられた儀礼とに着目し、改めて宮廷生活の実態や宮廷の社会的・政治的機能について考えたいと思います。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
近世ヨーロッパ史・近世フランス史に関する基礎的な知識を習得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
近世ヨーロッパ史・近世フランス史の論点を把握し、文章で適切に表現できる。
③主体的な態度の観点
ヨーロッパの歴史・社会・文化について、歴史的な知識や歴史学的な思考に基づき、自ら考えることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 ヴェルサイユ宮廷の成り立ち
第3回 ヴェルサイユ宮廷の居住問題
第4回 ヴェルサイユ宮殿の住居設備
第5回 ヴェルサイユ宮殿の管理
第6回 ヴェルサイユ宮殿のメンテナンス
第7回 ヴェルサイユ宮廷の食卓
第8回 ヴェルサイユ宮廷の娯楽
第9回 ヴェルサイユ宮廷の訪問者と警備問題
第10回 ヴェルサイユの宮廷儀礼
第11回 ヴェルサイユの宗教儀礼
第12回 ヴェルサイユ宮廷の女性たち
第13回 ヴェルサイユ宮廷の弔事
第14回 ルイ14世の死
第15回 まとめと小テスト授業時間外学習 / Expected work outside of class
予習としてヨーロッパ史やフランス史の概説書で、近世史の流れを把握しておくこと。
復習として、授業ノートや配布資料を読み返すこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加(30%):毎回、授業内で小課題を出し、それの提出をもって「参加」とします。
小課題の内容(20%)
小テスト(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
近世ヨーロッパ史・近世フランス史に関する基礎的な知識を習得できている。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
近世ヨーロッパ史・近世フランス史の論点を把握し、適切な文章で表現できている。
③主体的な態度の観点
ヨーロッパの歴史・社会・文化について、歴史的な知識や歴史学的な思考に基づき、自ら考えることができている。
- 教科書
Textbooks
とくに指定しません。
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参考書
References 佐々木真 『図説 ルイ14世-太陽王とフランス絶対王政』 (河出書房)
林田伸一 『ルイ14世とリシュリュー 絶対王政とつくった君主と宰相』 (山川出版社)
上垣豊(編) 『はじめて学ぶフランスの歴史と文化』 (ミネルヴァ書房)
中野隆生・加藤玄(編) 『フランスの歴史を知るための50章』 (明石書店)
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業内容に関わる質問等については、授業内でコメントを返します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー(水曜3限)
その他
関大LMSのメッセージ
- 備考
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