2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
21160
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
世界史専修ゼミ1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
3
担任者名
Instructor
森本 慶太
曜限
Day/Period
水2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

この授業では、世界史のうち西洋史(ヨーロッパ史・アメリカ史)分野を対象に、受講生の発表を交えつつ、上位年次の学びの基礎となる研究法の習得を目指します。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・西洋史研究に関する基本的知識を習得できる。
・関心のある分野についての文献を探索・収集できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・西洋史で扱われる研究テーマを把握し、その研究方法を理解できる。
・文献の内容に対する自らの見解を提示できる。
・口頭発表やレポート作成を通じて、研究成果を適切に公表できる。
③主体的な態度の観点
・他の受講生・教員との議論を通じて、自らの研究の問題点を認識・改善できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

最初の数回は教員による講義を中心に、実習を交えつつ授業を進める予定です。受講生による発表では歴史学に関する共通の文献の講読と各自が興味を持ったテーマに関する文献の書評を予定しています。受講生の状況(人数・関心)に応じて、内容を変更する場合があります。

第1回 イントロダクション
第2回 研究テーマの選び方
第3回 文献収集の方法
第4回 文献読解の方法・ノートの作成方法 
第5回 口頭発表の方法  
第6〜14回   受講生による発表
第15回 まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業中に指示する課題(文献講読・レポート作成等)を着実にこなすこと。発表に際しては、レジュメと原稿を十分に時間をかけて準備すること。

授業内容で関心を持った事柄(事件、人物、現象、用語等)については、歴史事典や辞書、複数の出版社から刊行されている『世界の歴史』シリーズの関係する部分を読んで、理解を深めてください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・授業への参加度(30%)
・研究発表(30%)
・レポート(40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・研究発表
・レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・研究発表
・レポート
③主体的な態度の観点
・授業中の議論への参加

教科書
Textbooks


特定の教科書は使用しません。適宜資料を配布します。

参考書
References

大学の歴史教育を考える会編  『わかる・身につく歴史学の学び方』  (大月書店、2016年)  9784272412365
小田中直樹  『歴史学のトリセツ―歴史の見方が変わるとき』  (筑摩書房、2022年)    9784480684363
南塚信吾・  小谷汪之編著  『歴史的に考えるとはどういうことか』  (ミネルヴァ書房、2019年)  9784623086351
服部良久ほか編  『人文学への接近法―西洋史を学ぶ』  (京都大学学術出版会、2010年)  9784876989485
服部良久ほか編著  『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』  (ミネルヴァ書房、2006年)  9784623045921
小山哲ほか編著  『大学で学ぶ西洋史[近現代]』  (ミネルヴァ書房、2011年)  9784623059386
金澤周作監修、藤井崇ほか編著  『論点・西洋史学』  (ミネルヴァ書房、2020年)  9784623087792

参考書は授業時にも適宜紹介します。個別テーマへの導入としては、『世界史リブレット』シリーズ(山川出版社)も参考になります。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業時に寄せられた意見・回答で気づいた点があれば、授業内あるいは関大LMSでコメントします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・授業の前後
・オフィスアワー:月曜2限・個人研究室
・メールアドレス:文学部HP「教員紹介」に掲載
・関大LMSの「メッセージ」機能

備考
Other Comments

3・4年次の「世界史専修ゼミ3~6」で西洋史分野のクラスを希望する者は、この授業と合わせて「世界史史料研究1・2」(1組:山本範子先生)をあわせて受講しておくことがきわめて望ましい。

世界史専修HPも参考にしてください。
https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/sekaishi/